現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

一絃琴と

2009-09-29 06:57:27 | 今後の予定
10月23日(金)津市のリジョンホールで、荒井真道さんの
「一絃琴リサイタル」が催される。昼夜2回公演。
真道さんは天台真盛宗本願寺の尼僧なので、入場料は
無料、ということもあるが、過去3回とも1,000人を超える
来場者で立ち見も出る超満員。この人気はなんなのだ。
邦楽の世界では考えられない。

そんな大舞台に尺八伴奏で参加させていただけることは
実に光栄。ギャラも2桁と破格。先日下合わせを行った。

真道さんの3人のお弟子さんも、すっかり上達してきた。
第一部、40分、10曲を通してイッキに演奏する。皆、全曲
暗譜には驚く。もともと譜面が無く、口伝で少しずつ覚えて
いくのだという。

二部は真道さんのオリジナル作品3曲を通しで40分。
これももちろん譜面無し。

毎回1,000人以上を集める真道さんの一絃琴は、従来の
一絃琴とは全く違う。従来の一絃琴の人たちは、「一絃琴は
人に聞かせるために弾くものではありません」などと、陰で
中傷しているらしいが、そんな批判もものともせずに“わが
道を行く”真道さんの生き様に、私も真剣にならざるを得ない。




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