現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

祖父森 治郎

2019-07-01 21:20:28 | わが家のこと

ある日、ある宗教団体のご婦人が勧誘に来られた。
霊感の強い方で、父と祖父の写真を見て、突然
ハラハラと涙を流された。

理由を尋ねると、「お父様は幸せな方でしたが、
お祖父様は、淋しい方でしたね。供養してあげて
ください」という。

言われてみれば、私は祖父の名前も顔も知らず、
墓参りもせずに過ごしてきていた。

このほど、父がの書き遺してくれた系図で、
私の祖父のことが判った。祖父は「森 治郎」。
明治3年生まれ。牧原春の二度目の婿養子で、
私の父が生まれて1年半後の大正8年に亡くなって
いる。

当家は、代々養子でつながれ、養子を迎えても
すぐ死んでしまうのだ。

森治郎は、なんと、東京で「第15銀行」と
「仁寿生命」に勤めていたことがわかった。
私も千代田生命に就職したが、祖父と同じ道を
辿ったことになる。

森治郎には連れ子がいたので、先妻がいて、
死別したのか、再婚ということになる。
その子は、障害者で、19歳で亡くなっている。
供養してあげるのは私だけ。
親、祖父母、先祖のことを思い敬うことで、
「先祖が自分を見守ってくれている」ということを
実感する。
                     


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。