中日新聞10/28サンデー版。「もらうこと」と
題して、作家の小川由里さんのコラム。
病院の待合室で、背中に赤ん坊をおぶり、
わきに二人の幼児を抱えた若いママさんに、
隣りに座っていた六十代後半くらいのおば
さんが声をかけてきた。「三人も大変ね、
ボクたちいくつ?」と、ひとしきりしゃべ
った後、財布から250円をとり出して、
「ジュースでも買ってあげて」と。母親は
驚いて「お茶を持ってますから」と断ったが、
おばさんは「いいからいいから」と、子供
の手にお金を握らせた。「見ず知らずの人
から、お金をもらうなんて」
たしかに、昨今のご時勢では、教育上もよく
ない。その話を聞いた作家の小川由里さんは、
「あなたは、いいことをしたのよ。その
おばさんは、子育て支援のつもりで、ジュ
-ス代をあげて自己満足した。とてもいい
気分になったと思うわ」
と、アドバイスをしたと書いている。
布施するのも同じこと。布施した人が、満足を
得るのだ。
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でも、世の中にも多いですね。良かろうと思ってやっていてもピントが外れていること。例えば公共事業でも箱物を作れば地域が喜ぶと思って必要のないものまで造ってしまう。
その維持に自分たちの生活とか仕事まで支えるから自己満足を通りこしてます。本当に必要なことで多くの人たちに喜びと満足を与えてほしいものです。