末法の世は「世界の終わり」と信じられてきたが、実はそうではない。
釈迦は「末法」の次に「法滅尽」の時代が来ると。
真の仏教徒ではない者が僧のカタチをして、法を説き、経を読み、葬式をとり行って布施を得る。(正に現代の仏教界)
人々は仏教に帰依せず、戒を守らず。五逆の罪、殺人、嘘、欺瞞、詐欺、卑猥、不倫、飲酒による乱行が横行し、あげくの果て、戦争、大洪水、伝染病が蔓延して、多くの人々がもだえ苦しみながら死んでいくだろうと予言されている。
20世紀は大量殺戮の時代だった。第一次、第二次世界大戦で2憶人が死んだ。スペイン風邪では1憶人が死んだ。
現在でも、大洪水、大干ばつなどの異常気象が起こり、アフリカではバッタの大量発生で作物は全滅の危機 。食料危機で今世界人口70憶のうち2/3(50憶)は飢えて死ぬとも。
しかし釈迦は、「末法の世」「滅法の世」が過ぎると、「救世主が現れて仏教を再興し、正法の世に戻す」という。
その救世主が 弥勒菩薩。 乱れた世の中に沈まず、すべての人々に憐れみの心をもつ者が出るだろう。 そのような者は皆、菩薩であると。
実は、統一教会の文鮮明の説く「統一原理」も同じことを言っている。文鮮明は「旧約聖書」の予言を読み解き、末法の時代の次にメシアが現れる。(メシア=救世主。すなわち弥勒である)。今メシアの到来が近づいている。神の摂理によって共産主義は滅びるとも予言している。
さて今、新型コロナウイルス騒ぎによって、既存の価値観がひっくり返され、新しい生き方が求められている。そして五次元の世界が生まれようとしている。世界が大きく変わる。生き残れるのは「 乱れた世の中に沈まず、すべての人々に憐れみの心をもつ者」。それにいち早く気づいた人間のみだそうだ。