「竹山最後の弟子」という高橋竹童のライブ
を聞いた。彼は、すばらしいエンターテイナー
だった。技量のすばらしさだけでなく、スタ
イル、話ぶり、態度、演出は、客の心を十分
満足させてくれた。
今、ネットでみると、「竹童は竹山の直弟子
にあらず。経歴詐称として告発する」という
サイトがあった。理由は「竹童は竹山の孫弟子
であって、直弟子ではない」というもの。訴え
ているのは、なぜか名古屋に本部を置く「竹
山流保存会」。
私は、こういう話には辟易である。筝の宮城会、
尺八の都山流、狂言の和泉流と、どこも宗家争い
が起きている。竹童は、そんな告発にも反論せず、
無視しているそうだ。
津軽とはほど遠い名古屋でも、神谷流、加藤流、
竹山流と各流派が鎬を削っている。「われこそが
真の竹山最後の弟子」という竹大も、名古屋で
コンサートを開いたが、はて、何人の観客を集め
たことか。
芸人の収入は、聞いてもらって“なんぼ”の世界
である。家元制度の中に浸っていては、流派自体
も長続きはしまい。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。
を聞いた。彼は、すばらしいエンターテイナー
だった。技量のすばらしさだけでなく、スタ
イル、話ぶり、態度、演出は、客の心を十分
満足させてくれた。
今、ネットでみると、「竹童は竹山の直弟子
にあらず。経歴詐称として告発する」という
サイトがあった。理由は「竹童は竹山の孫弟子
であって、直弟子ではない」というもの。訴え
ているのは、なぜか名古屋に本部を置く「竹
山流保存会」。
私は、こういう話には辟易である。筝の宮城会、
尺八の都山流、狂言の和泉流と、どこも宗家争い
が起きている。竹童は、そんな告発にも反論せず、
無視しているそうだ。
津軽とはほど遠い名古屋でも、神谷流、加藤流、
竹山流と各流派が鎬を削っている。「われこそが
真の竹山最後の弟子」という竹大も、名古屋で
コンサートを開いたが、はて、何人の観客を集め
たことか。
芸人の収入は、聞いてもらって“なんぼ”の世界
である。家元制度の中に浸っていては、流派自体
も長続きはしまい。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。