現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

生きる“権利”はあるが“資格”がない

2017-10-21 21:33:16 | 地球人類の問題

「きみまろ」のトーク。「みんな、幸せに生きる権利があるの。
ただ、生きる“資格”がないだけ」。
ドキっとする。真理かも。

『日本沈没』のラストは衝撃的だった。誰を助け、誰を助けないか。
ニッポンから脱出するには。外国が受け入れてくれる人とは?

どういう資格があれば 生き残れるのか。

まずは「天皇陛下、総理大臣、各大臣、政治家」という展開には
「ムムムム?」だ。私など、真っ先に切り捨てられる。
悲しいかな、それだけの自分か。

国連発表で、世界の人口は ついに「70億」を超える。
70億を超えると、「水不足、食料不足」が深刻になり、
紛争が起きる。その時、勝ち残れるのは「農業国で、
核を持っている国」。日本のように「自給率40%で
核抜き」の国は「生き残る資格」が無いそうだ。

かつての世界の歴史は、人口爆発の都度、民族の
移動で、戦争が起き、適度に人口を減らしてきた。

太平洋戦争だってそう。幕末、日本の人口は 3,000万人だった。
それが、明治の近代化で、9,000万人に。実に3倍に
膨れ上がった。食料と仕事を求めて、朝鮮、台湾を
を植民地とし、満州帝国を建設して「満蒙開拓団」
の名のもとに、あふれた人口を移住させた。さらに
東南アジアの米を略取しようとした。そのあげく、
300万人の日本人と1,000万人のアジア人の命が
奪われた。

すべては「自然の摂理」「自然淘汰」か。
今、それが深刻な状況にあることを、ネズミどもは
気づかず、海に向かって行進しているのかも。


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