現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

2万年前の土器、3千年前の琴

2021-08-19 20:41:46 | 虚無僧日記

中国・江西省の洞窟遺跡で、280個もの土器片が発見され、炭素測定の結果、2万年も前のものとされました。ドキッ! どき どき!。

今まで、世界最古の土器は、わが日本の青森県大平遺跡から出土した縄文土器で、1万6千年前と測定されていました。世界史上、日本の縄文土器が最古だったのですが、4千年前のものが中国から出たとはザンネン。

で、アフリカや中近東の砂漠からは なぜ出ないのでしょう。これも考古学上の“謎”なのです。

ところで、青森県八戸市にある是川中居遺跡から出土した木製品が、“世界最古の弦楽器(琴)”の可能性があることが、先日発表されました。
こちらは、3千年前、紀元前1,000年頃の縄文晩期ですから「縄文琴」と命名されたよし。


ちょっとまって、紀元前1000年だったら、エジプトは、もう「新王朝時代」で「ツタンカーメン」の遺品など、日本の縄文土器とは比較にならない高度な製品が作られていました。竪琴は まだ出ていないのでしょうか。


ブログで「縄文文明の発祥は、四大文明とされるメソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明より遥かに古く、中国では北京原人が洞窟で生活していた頃に、日本人は土器を作り、琴を鳴らしていたのだ」というのがありましたが、1万年ではありません、たかだか3千年前です。
おお勘違い。


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