現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

風魔一族

2016-04-24 23:28:44 | 虚無僧日記

『隠密剣士』の第5部は『風魔一族』。

「風魔」は小田原北条氏配下のラッパ(忍者)。
北条家では幻庵の影響で、尺八が大流行しており、
幻庵が「風魔一族」を束ねていたとの話もあるので、
「風魔」は「虚無僧集団で、尺八を、通信合図の
道具として用いていた」などという話もある。

しかし『隠密剣士』では「風魔」は普通の忍者の
スタイルだ。

最近出版された 火坂雅志の『業政駈ける』では、
「虚無僧集団を束ねる“ 湛光風車 ”」が登場して
くる。

『業政』とは、箕輪城(現、群馬県高崎市)の城主、
長野業政。小田原北条氏や甲斐の武田信玄の度々に
渡る上州侵攻にも屈しなかったことで、戦国最強の
武将とも目される。

高崎市には、慈上寺(石上寺)という虚無僧寺が
あった。また 隣りの埼玉県深谷には「福正寺」が
あった。





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