八竜湿地

今日はお昼に気になる利用者さんの訪問をして、
その帰りに、
先日ラジオで紹介されていた、八竜緑地へ行って来た。
緑地の中には八竜湿地という湿地もあります。
名古屋の郊外に、それも、私が働いている守山に
こんな自然があるなんてと
久しぶりに森を歩いて、心がうきうき。
 


1976年、この土地は環境事業所ができる計画だったそうです。
この緑地のそばにある金城学院大学の本田先生が理事長さんを動かして、
環境事業所用地と湿地の土地を交換し、ここが残ったんだそうです。
この八竜湿地が現在も保全されている背景には
名古屋市、金城学院大学、地域のボランティアの3者の協力があり、
土地の所有者である大学が湿地を管理し、
名古屋市が木道やフェンスを整備し、
地元のボランティアが湿地を含む里山に手を入れて日常的に管理して、
貴重な湿地が保全されているのだと。

金城学院大学は今年、学院の創立120周年、大学の設立60周年なのだそうです。
周年事業として、大学全体のプロジェクトとして
里山を育てようということを進めていきたいと考えておられるそうです。

  http://nagoya400history.com-都市の中の里山（金城学院大学と八竜湿地）ーNetwork2010
瀬戸線で大森金城学院前駅で下車するといいですよ。
おにぎりを持って、ぶらっと出かけてみてください。
駅を降りると、立派な桜並木もあり、四季折々楽しめそうです。

野の花をいける

白州正子さんに習って、
私も野の花をいけてみた。


水引とあめりかやまごぼう

受刑者の矯正展で買った花器。
床の間に。


あめりかやまごぼう

まだ青いあめりかやまごぼう。横に寝せて。
トイレに。
この器は、ケーキが入っていました。

花をいけるって愉しいね。心が落着く。

白州正子さんも書いていたけど、
流儀や約束事とは無縁なところで、私が愉しんでいけていると。

花日記

先日、図書館で借りたもう一冊の本。





この白州正子さんの書かれた「花日記」には、
『花をいけるというのは、実にいい言葉だと思う。
花は野にあっても、生きているのに違いはないが、
人間が摘んで、器に入れ、部屋に飾った時、花は本当の生命を得る。
自然の花は、いってみればモデルか素材にすぎず、いけてはじめて、
「花に成る」のである。』と

白州さんはいけばなを習ったことはないそうです。
しいて先生があるとすれば、好きで集めた器の類と、
西川一草亭の編纂の「瓶史」と呼ぶ冊子かもしれないと。
一草亭さんの展覧会を、器の展覧会みたいだ、と悪口を言う人もいた中
花の性質をよく知り、この花をこういう器にいけたい、
こういう器が似合うということを、
花の側から熟知していた人であろうと白州さんは書いている。

これを読んで、目から鱗でした。
花をいけるのはあまり好きじゃなく、
いけるのはお正月かお月見。そのお月見も最近しなくなった。
花は土に植わっていてこそ美しいと思っていた。
白州さんに言わせると、
自然のままで眺めたらいいだろうにと思うのは
美を解さぬものの言だそう。

高価なものはないが、使わない花器がゴロゴロしている。
～の花をいけたらすてきだろうな、
～の花をいけたいなと思って買ったのに、
花器がかわいそうだと思った。
花器も使ってこそ生きる。

私も白州さんを真似て、花をいけてみようと思うけど・・・・
いけばなは総合芸術だと、
周囲の環境と生活の中にとけこんで、はじめて生きると。
ごちゃごちゃした我が家に、花がとけこむか


「花日記」
著　 者：白州正子
出版社：世界文化社

マサラチャイ２

先日、ルピシアの「世界のお茶の祭典」で買った、
マサラチャイを
マサラ（スパイス）をミルにして、
低温殺菌の牛乳を使って、再チャレンジ。

結果は、不評。
マサラをミルにすると、スパイスが効きすぎ
主人も娘もピリピリすると・・・・・・捨てられた
私も結局途中で飲むのを止めた。

ルピシアでもらったマサラチャイのレシピには、
「濃厚な味わい」と書いてあるけど、
同じ牛乳を使うなら
ロイヤルミルクティーの方が濃厚で美味しいと思った。

サマラはたまらんな～