相国寺も拝観予定にしていたのだけどあきらめて、
宝蔵寺のご朱印帳欲しくて、ここだけはと行ってきた。
3度目の正直だったのだけど、
超人気で売り切れてた。
最初に行ったとき買っとくんだったなと、悔やんだ。
主人に仏像見せてあげたくて、
近くなので、誓願寺寄ったら、
夕のお勤めしてた。
誓願寺京を彩る天才絵師たちの名画、開放的で好きだな。女人往生の寺でもあるし。
宝蔵寺や誓願寺がある場所は大通りから入った路地で、
バス通りに出ようとしたのだけど、
錦市場に迷い込んだ。
前も見えないほどの混みようで、立ち止まれないほどだった。
http://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/index.html
若冲、錦の青物問屋(八百屋?)の生まれで、
錦市場の窮状も救ったようだ。
http://www.kyoto-nishiki.or.jp/jakuchu.html
その関係から、
いろいろな若冲の絵の垂れ幕が架かっていた。
もちつき屋で
http://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/mochitsukiya/index.html
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お茶したのだけど、
日も沈みかけ、早々に、お店で道を聞いて帰路へ。
京の台所、錦市場のことは聞いてはいたけれど、
迷ったおかげで、ここに来れて
京都の違う一面を見れてでした。
感嘆!で大徳寺広いと書いたけど、
その境内の見取り図。
この朱塗りの山門、最初、下層のみが建てられ、
その後、利休が上層を完成させ、「金毛閣」と名づけ二層にした。
「金毛」とは金毛の獅子のことで、すぐれた禅僧のことをさすのだそう。
お礼にと、雪駄を履いた利休の木造をここに安置したことで、
「利休の足下をくぐることになる」と、
秀吉を怒らせ・・・・・このことだけではないようだけど、
利休が切腹させられたきっかけになった山門だそう。
しかし、わび茶の大成者がこのようなものをつくらせたとはね・・・・・・・・・。
この山門、
「人数を10名前後集めて、
然るべき筋にお願いすると楼上拝観が可能」、
だそうだけど、
http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/4d3eb5ecf9c43cc0aa92576051d85741
http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/92b646a012767c5126011263fb959cf8
「然るべき筋」って?????
大徳寺の門前にある、
写真はトリップアドバイザーから
「カフェ・ド・モン」で。
門前には京料理や精進料理を堪能できるお店もあったけど、
お安くと、ここにした。
とてもヘルシーで、
ご飯がとても美味しかった。
この箸袋で「お・も・て・な・し」
狭い店内、満員。
大徳寺行かれたら、ここ
今年で創建450年だそう。
それを記念して、京都博物館に預けられていた、
この狩野松栄、永徳親子の障壁画が里帰りし、
あるべきところに納められて、
聚光院の特別拝観とともに公開されている。
門を入ってすぐの庫裡や庭。
玄関。ここから中は写真禁。よって、他の写真はパンフレットより。
聚光院は千利休の
お墓や、三千家の菩提寺だそう。
この本堂南の庭、
百積庭。この庭、先ほどの狩野永徳が下絵を描いて、
千利休が整えたと伝わっているそう。
千利休百五十回忌に、表千家七代如心斎の寄進で建てられた茶室、閑隠席。
私のブログ名の「喫茶去」の掛け軸が。
記念にお買い上げ
前記の茶室の約七十年後に建てられた「枡床席」という茶室もある。
平成二十五に年建てられた書院の
千住博さんの襖絵「滝」。群青と白の対比が清清しい!
予約制だったので、ゆったり拝観できて最高に良かった。
狩野親子の襖絵も、あるべきところに納められてこそ輝くなと思った。
あまりにも大徳寺広い。
2つの別院と22の塔頭があって、
その内、通常公開されているのは4つで、
今回、4つの塔頭が特別公開されている。
予約していた聚光院は拝観料が2000円、他は600円。
夫と二人なので拝観料だけで・・・・・・・
そんなことをいうのは興ざめだけど
まあ、そんなことは忘れて。
拝観料にも紅葉にも感嘆!