午前6時の気温はマイナス4度。外はまだ真っ暗ですが、雪も降っていないし穏やかな朝でござる。
ここんとこの暖気で、我が家の玄関の小屋根に積もった雪がようやく落ちましたです。
きょうはこれを処理しないといけませんが、いかんせん、仕事で忙しい。
合間を縫ってきれいにしないことには玄関前は雪の山なのでござる。
きのうも日中の気温はプラスとなり、道路の雪も解けてご当地は一足早く春が来たような。
年始から延々と厳しい寒さと雪が続いていましたから、こんな日もないとねぇ、なんだかホッといたします。
ところで、週刊文春1月30日号「池上彰のそこからですか」に細川の殿様が都知事選に立候補したいきさつについての「真相」が書いてありました。
立候補のいきさつには、池上彰さんが大きく関わっていたと、産経新聞が伝えておったためででござる。
産経新聞は、「~細川氏は今年に入ってジャーナリストの池上彰氏(63)と会談し、出馬を打診したが池上氏は逆に『細川氏が出た方ががよい』などと立候補を促したという」記事を書いたそうな。
池上さんはこれにたいした驚いたのだという。
産経新聞が池上さんへの「確認の取材をしないまま」、この記事を掲載したためだ。
産経新聞のこの記事を書いた記者、失格でござる。池上さんのことを書くのに池上さんに取材しないのでは、どもこもならんです。
でもって、池上さんはいまフリーのジャーナリストで、週刊文春にページを持ってますから、ウソを書いても後々ばれる。
産経新聞の記者、あまりに浅はかなのです。
その真相ですが、池上さんはこう書いておる。
会食の席上、細川さんから「池上さん、都知事選に出ませんか?」という問いかけがあったのだそうな。
池上さんは「出ませんよ」と答えたそうな。
そして池上さんは「細川さんこそ、最近週刊誌が出馬するのではないかと書いていますが、どうなんですか?」と問い返したそうな。
ここを産経新聞は「細川氏が出た方がよい『などと立候補を促したという』」記事にしたのだという。
産経新聞は、その場に同席した人から話を聞いて記事にしたわけですが、池上さんはこの産経の記者が「裏を取らずに記事にしたこと」を批判しておるのです。
たいした違いがないようにも見えますが、池上さんのことを書くのに池上さん自身に話を聞かないってのは、どう考えても酷い。
週刊文春を筆頭に、週刊誌は当然ですけど、スキャンダルを書いても、ちゃんと必ず本人に取材をしております。
世間では「週刊誌なんぞ」と週刊誌はデタラメを書くもんだとする人もおりますが、中にはそんな怪しい週刊誌がないとはいえませんけど、たいていは、しっかり「ウラ取り」をしております。
裁判沙汰になったとき、これに対処するためにもしっかりしたウラ取りをしているのは、週刊誌の方ではないかとおぢは思っておる。
相撲の八百長問題を延々取り上げておった週刊誌は、裁判にまで負けましたが、実際八百長が行われていたことはその後事実として明らかになっておる。
政治家や芸能人が週刊誌を一段下にみるような風潮もありますが、これは「ホントのことを書かれるので困る」からだと、おぢは思っておるのです。
活字離れが言われて久しいですけど、「ガンバレ週刊誌!」とおぢはエールを送るのです。