午前6時の気温はプラス3度。
きのうからぐずついたお天気ですが、今朝は雨も止んでおる。
あたりに霧が立ち込めておりまする。
まだまだ寒いけど、福寿草やクロッカスなど、春の息吹があちこちにみられる早春のニセコでござる。
さて、
標記の通り、安倍政権がなんでもかんでも先送りするメチャクチャ体質に呆れかえっておりまする。
それもこれも選挙のため。
もっといえば、ただただ改憲したいがためだから、辟易とする。
まずは、なんといっても「TPP」国会採決の先送り。
採決しないのだから、野党からどう追求されようが、のらりくらりでいいことになる。
野党も採決しないと言ってるので、気合がさっぱり入らん。
いわゆる「のれんに腕押し」状態でござる。
TPPはよくわかってないので、コメントしにくいのだけれど、下記ポスターにあるように、自民党は農家向けには反対と言いながら、実際には積極的に推進してきたわけで、完全な二枚舌。
散々推進しておいて、よくもまあ「ウソつかない。ブレない」などと書いたものだと呆れますわ。
品性ってもんがない!!
次は「公的年金運用成績の発表」を先送り。
昨年の四半期、公的年金は7.8兆円の損失を出したとされる。
その理由は、おカネの運用先を大きく変更したためじゃ。
おととし10月、約130兆円の公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)という、国民をバカにしておるがごとき、やたらに長い名前の組織は、運用するポートフォリオを変更した。
国内株、外国株の構成比率をビックリ仰天、倍増したのです。
ただでもヤバいとされる年金、これをあろうことか、株による運用比率を大きく増やしたのです。
勝手にそんなことしていいのかと思うけど、塩崎恭久厚生労働相から認可を受け、やってくれちゃった。
賢い当ブログの読者はご存知でしょうが、資本主義の権化みたいなアメリカでさえ、年金は「株で運用しておりません」。
アメリカの場合、年金の積立金は、全額債券(アメリカ国債と政府保証債)で運用され、株式で運用することは法律で禁止されておる。
年金を、株で運用するなんてヤクザなことは、アメリカでは法律で禁止されてんだぜ!!
おぢも株買ってるわけで、ヤクザで、儲けようと損しようと、どうなろうと自己責任だと思ってますわ。
だけど、国民のカネを預かるGPIFが株で損していいのか?
そして、株の比率を高めた運用をして、どうやら大失敗したってことなのだ。
これを、従来なら毎年7月前半に世間に公開しておりました。
だけど、参院選は7月10日だから、選挙が終わったあとで、年金の大損を公表するというのです。
年金で大きな損失が出て、運用に大失敗。
だから選挙が終わったあとで、目立たぬよう皆さんにこそっとお教えしますってこと。
国民を舐めくさっておる。
そして「自衛隊の海外派遣」を先送りだ。
これはもう、選挙前に自衛隊員を海外に派遣して、犠牲者でも出ようもんなら、選挙はボロ負けになるからだ。
言い方を変えるなら、安倍政権は自衛隊員の海外派遣によって「犠牲者が出る」と確信でもあるんだろね。
それが選挙前なら困るけど、選挙後なら影響は少ないと踏んだってことになる。
自衛隊員の命、なんと思っておるのか!!
安倍政権のやり口、危機管理としては、たいした上等かもしらん。
それってだれのための危機管理よ???
こんな政治が、国民のためのものか?
自身の野望(憲法改正)のためなら、都合の悪いことはすべて隠したり、先送りしたりの安倍政権、下品な詐欺みたいな手口だと思いますわ。
上記ニャンコの写真のように、国民に見えないところで、ペロッと舌出しておる安倍晋三に腹立ってきますです、ハイ!!