おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

特捜は「強きを助け、弱きをくじく」のか!?

2016年04月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス1度。

今朝は、雪が降ったり、荒れ模様のお天気と聞いておりましたが、いまんとこ雨がポツポツ降る程度。

きょう日中も、最高気温が1度というから、ご当地は肌寒い一日となりそうです。

写真はきのうようやく届いた「沖縄決戦 高級参謀の手記」。

文庫本で、字が小さいのでちょいと辛いですが、この先お楽しみなのでござる。

ところで、

昨夜は九州熊本で大地震があり、これまでに死者4人、心肺停止8人の情報もある。

熊本県によると避難している人も3万3000人。

最初が震度7で、それ以降震度6とか5とか、体に感じる自身の回数は、96回にも上るとか。

怖いだろうなぁ、、、

熊本の皆さんにお見舞いを申し上げます。

九州で震度7を観測したのは初めてだという。

なんだかんだ言いつつ、天災は忘れたころに突然やってくるし、初めてのことも起きるのですわ。

自然に抗うことなど、人間さまにゃぁ、できゃしませんです、ハイ!!

さて、

今週号のセンテンススプリング、元へ週刊文春は「甘利疑獄 一色武氏が初めて明かすURの秘密爆弾」と、「升添血税乱費知事の下劣な金銭感覚 外遊予算3億円以上」となかなか凄まじい。

甘利氏の疑惑は、週刊文春が大臣室での「現金授受」を取り上げてから2ヵ月半になる。

そこで、いよいよ東京地検特捜部が動き出した。

4月8日には「あっせん利得処罰法」の疑いで、特捜はURなどあちこちでガサ入れを行った。

容疑は、甘利氏の秘書が現金や接待を受けて、URに対して、薩摩興業(千葉県の建設会社)への補償金が増額されるよう働きかけたというもの。

ほかにも、一色氏に内部情報を教えてくれたURの幹部職員2人がいて、フィリピンパブや多国籍クラブに計7回行ったのだそうな。

使ったカネは約100万円だそうな。

ひとり50万円の接待か、おいしいなぁ~

詳しくは週刊文春を読んでいただきたいけど、気になるのは今後の特捜部の捜査の行方だ。

記事は、社会部記者の話として、こう締めくくっておる。

「ただ、特捜幹部は腰が引けています。衆参ダブル選が噂される中、安倍政権からにらまれることを恐れている。

今回の強制捜査も、甘利事務所や清島氏の自宅は家宅捜索されないという異例の形でした。

4月24日の衆院補選後に、甘利事務所の強制捜査に踏み切るかどうかが注目されます」

ってことで、甘利事務所の家宅捜索がなかったのは、安倍政権への気遣いなの?

「強きを助け、弱きを挫くでは、秋霜烈日のバッジが泣く」とした文春、まことにごもっとも。

文春には権力を恐れず闘って欲しいもんでござる。

厳正な検事の職務とその理想像を現したという「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)バッジ」が飾りとならんよう、庶民は祈るばかりだわ。