おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

エコノミー症候群「座りっぱは、第2のタバコ」と同じ!!

2016年04月20日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス2度。

晴れていて、清々しい朝でござる。

日中は気温も13度までに上がる予定で、いよいよ北国も春らしい日になってまいりました。

ところで、

熊本の被災地で、エコノミー症候群による死者が続出しておる。

原因は「車中泊」というから、被災したけど、避難所には行きたくない皆さんには辛い。

体育館みたいなところでは、さっぱりプライバシーも何もあったもんでない。

そんなところで何日も何日も生活するのは耐えられんという人もいる。

だから車中泊したくなる気持ちはよくわかる。

だけど、過日も書きましたけど、「座りっぱなしは第2のタバコ」でござる。

座りっぱなしで運動もせず、タバコ吸っておったら、あっという間に死んでまう。

車中泊でも大丈夫だったという方は、夜トイレに行くなど、多少なりとも動くからだそうな。

若い方は、トットとトイレに行くけど、高齢者は水分を我慢したりして、トイレそのものに行くのを嫌がる。

水分を摂らないわけだから、そもそも血液がどろどろだ。

そこに血栓ができるわけで、これが肺に入って呼吸が困難になる「肺動脈血栓塞栓(そくせん)症」にもなる。

ここは日中よく動き、夜は寝返りできるスペースで寝るのがいいのでしょう。

床がフラットになるタイプの車なら大丈夫かも知らん。

いすに座ったままの姿勢で寝るのがダメだという。

下肢の血流が悪くなる。

ほかには、手術後に血栓を防ぐという「弾性ストッキング」を着用するのがよいそうだ。

昨夜の報道ステーションで紹介しておりました。

むくみや下肢静脈瘤の防止にもよいとか。

運動しておる人やおぢもスキーのとき使用しますが、少々お高いけど加圧するワコールの「CW-X」なども、この際車中泊しておる方で持っておるなら使った方がいいのかもしれません。

医療用の弾性ストッキングと同等以上の衣服圧があるといいます。

医者にご相談して使用してみるのもよいかもしれんね。

いずれにせよ、被災地では日中できるだけ体を動かすのがよろしいような気がします。

元気な年寄りも、ゴロゴロしないでボランティアの手伝いをするとか、活動的に過ごすのがいい。

じっとしておれば、余計なことを考えて、気分はさらに落ち込むような気がします。

テレビ番組「ミヤネ屋」で宮根誠司さんが申しておりましたけど、こう災害が続くなら、避難しておる方を収容する大型船のようなもんを建造するのもいい。

豪華客船並みに数千人を収容し、厨房はもとより、ジムやプールも設ける。

これをただただ係留しておっては経費がかかってどもこもならんけど、平時は日本沿岸を周遊する客船として使用し、万一の際には避難者を収容する施設として機能するってのはどうか?

もちろん客船として利用するお客には、「震災など災害があった場合は、旅行はその時点で終了し、料金はお返しします」みたいなことにすれば、いいような。

今回は地元熊本県知事が地震直後に「激甚災害の指定」を政府に要請したけど、安倍総理ははねつけたそうだ。

理由はどうやら財政出動を押さえたい政府が、指定を「震源地近くの益城町や南阿蘇村」に絞りたいらしいということ。

東日本大震災では、すっかりアホバカ総理として名高い菅総理さえ、翌日には激甚災害指定を閣議決定しておるというのにねぇ、、、

鼻っ柱の強い蒲島知事は、安倍政権のズサンな震災対応に「現場の気持ちが分かっていない」とプンプンだそうな。

東日本大震災の教訓は、今回生かされているのか。

はなはだ疑問なのでござる!!