午前6時の気温はマイナス3度。
きのうは小雨と風のお天気でした。
荒れたのは、どうやら道央と道東方面だった。
おかげでご当地は雪解けが進みましたが、今朝はあちこちに霜が降りておる。
ところで、
熊本で起きた地震、収まる気配を見せません。
それどころか、きょう午前1時過ぎに震度6強を記録。
これは阪神大震災級のマグニチュード7.3だったそうな。
しかもこれが本震で、宇土市役所やマンションが倒壊寸前になったり、道路が崩壊したり、とんでもないことになっておる。
武蔵野学院大特任教授の島村英紀さん(地震学)によると「眠れる巨大断層がついに動きだしました」のだそうだ。
「眠れる巨大断層が動き出した」は尋常ではない。
今回の震源地は、ニッポンを縦断する「中央構造線」の西の端で起きたものだそうな。
島田特任教授によると、
「日本列島に私たちの祖先が住みだしてから、中央構造線上でこれだけ巨大な地震が発生したのは初めて」のことだそうだ。
大きな被害を出した熊本県益城町から阿蘇山までの距離は、わずか20キロという。
その阿蘇山のふもと、南阿蘇村では大きな被害が出ておる。
阿蘇大橋という長さ200メートルの橋が崩落、アパートが倒壊だそうな。
そこで怖いのが阿蘇山の「カルデラ破局噴火」だそうな。
英語では「スーパーボルケーノ」というそうだ。
島田特任教授によると、
「阿蘇山は30万年前から9万年前の間に、4度も破局噴火を起こしています。
最後の噴火では東京ドームの10万倍分のマグマが噴き出し、火砕流が北九州全域をのみ込み、瀬戸内海を越えて中国地方に及んだとされます。
日本列島で破局噴火は約6000年周期で起きていますが、最後の発生は約7300年前。いつ起きてもおかしくありません」ということだそうな。
新聞やテレビによると、震源地から100キロかそこらの川内原発は通常運転という。
そんな場合か?
万一に備えなくていいのか?
川内原発は速やかに停止させる選択肢もある。
漫然と過ごしておって、万が一、九州が第二のフクシマになったなら、ニッポンはアジャパー。
九電は、川内原発が「安全で危険はない」などと言い切れるか???