おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

熊本は大地震、「川内原発」をのんびり動かしてる場合か???

2016年04月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。

きのうは小雨と風のお天気でした。

荒れたのは、どうやら道央と道東方面だった。

おかげでご当地は雪解けが進みましたが、今朝はあちこちに霜が降りておる。

ところで、

熊本で起きた地震、収まる気配を見せません。

それどころか、きょう午前1時過ぎに震度6強を記録。

これは阪神大震災級のマグニチュード7.3だったそうな。

しかもこれが本震で、宇土市役所やマンションが倒壊寸前になったり、道路が崩壊したり、とんでもないことになっておる。

武蔵野学院大特任教授の島村英紀さん(地震学)によると「眠れる巨大断層がついに動きだしました」のだそうだ

「眠れる巨大断層が動き出した」は尋常ではない。

今回の震源地は、ニッポンを縦断する「中央構造線」の西の端で起きたものだそうな。

島田特任教授によると、

日本列島に私たちの祖先が住みだしてから、中央構造線上でこれだけ巨大な地震が発生したのは初めて」のことだそうだ。

大きな被害を出した熊本県益城町から阿蘇山までの距離は、わずか20キロという。

その阿蘇山のふもと、南阿蘇村では大きな被害が出ておる。

阿蘇大橋という長さ200メートルの橋が崩落、アパートが倒壊だそうな。

そこで怖いのが阿蘇山の「カルデラ破局噴火」だそうな。

英語では「スーパーボルケーノ」というそうだ。

島田特任教授によると、

「阿蘇山は30万年前から9万年前の間に、4度も破局噴火を起こしています。

最後の噴火では東京ドームの10万倍分のマグマが噴き出し、火砕流が北九州全域をのみ込み、瀬戸内海を越えて中国地方に及んだとされます。

日本列島で破局噴火は約6000年周期で起きていますが、最後の発生は約7300年前。いつ起きてもおかしくありません」ということだそうな。

新聞やテレビによると、震源地から100キロかそこらの川内原発は通常運転という。

そんな場合か?

万一に備えなくていいのか?

川内原発は速やかに停止させる選択肢もある。

漫然と過ごしておって、万が一、九州が第二のフクシマになったなら、ニッポンはアジャパー。

九電は、川内原発が「安全で危険はない」などと言い切れるか???