Eテレ朝の体操が終わった午前6時40分の気温はプラス10度。
あたりは霧に覆われ見通しは100メートルほどでしょうか。
予報では晴れ時々曇りのお天気で、ところにより雷を伴い雨が降るという。
秋らしい不安定なお天気のようです。
さて、
国会はきょう解散だそうです。
政権与党にとって有利な時期とタイミングを探ると、きょうの解散に至るという。
なにせ安倍総理がめざすところはただ1点、憲法の改正だ。
そのためには、なんとか国会で3分の2を確保したい。
今回の選挙で自民党が票を減らしても、「小池新党」と「維新の会」が議席を増やせば、改憲勢力の3分の2は確保できるという算数らしい。
そもそも、ニッポンの国会はイギリス議会を参考につくられておる。
元祖ともいうべきイギリス議会でも、これまで首相が持っておった解散権は2011年の議会で「議会任期固定法」が成立し、廃止されておる。
つまりは国会の同意なしでの解散はイギリスでも無くなったわけだ。
解散が首相の「専権事項」というニッポンのような考え方は、世界的には20世紀の遺物でござる。
とはいっても、ニッポンでは解散が首相の専権事項となっておるゆえ、しょうがないといえばしょうがない。
しかしだ、北朝鮮の将軍さまをトランプと一緒になって、煽るだけ煽っておいて、これから3週間の政治空白をつくるって、おかしくないか?
話し合いに徹しておるのならいざ知らず、「圧力一辺倒」の先にあるのは武力行使以外の何者でもない。
旧日本帝国海軍の真珠湾奇襲攻撃ではないけれど、北朝鮮が在日米軍に奇襲攻撃する可能性はないのかね?
総理の遊説中、北朝鮮から在日米軍基地にロケットが飛んでくる危険だってある。
北朝鮮のロケトですから、ちゃんと米軍基地には落ちないで、ニッポンの住宅地に落ちる可能性も大きい。
そんなとき、国家安全保障会議(NSC)のメンバーが自分の選挙中で機能するのかね?
公示日となるらしい10月10日が何の日なのか、安倍総理はご存じか???
この日は北朝鮮労働党の創建記念日だそうです。
「選挙期間中にロケットをうつ可能性は高い」とは、今週号の保守系週刊誌、週刊文春だ。
「安倍〝北朝鮮解散〟は邪道なり」という記事に掲載されておる防衛庁関係者の言葉でござる。
また、記事によると石破茂さんも派閥関係者にこうぶちまけたそうです。
「解散権は抑制的に行使すべきだし、こんな党利党略みたいな選挙はおかしいだろう。たとえ勝ったとしても国民が政権を信任したとは到底いえない」
「そもそも消費税や自衛隊の問題はこれまで一度も党内で議論されていないじゃないか。北朝鮮が緊迫しているときに解散すべきではないし、国民から『政権は何をやってんだ』といわれるものも仕方ない」
まことにごもっともだ。
自民党支持者でも石破茂支持者でもないおぢですが、おっしゃっておることは的を射ておる。
くどいとは思うけど、国民の「生命と財産」を守るのが政府の使命です。
北朝鮮の危機を散々煽り、その危機をないがしろにして、選挙はないだろう!!
恥知らずな総理大臣だなぁ、、、