午前6時40分の気温はプラス10度。
曇り空のお天気で、雨上がりです。
きのう夕方から深夜にかけて、けっこう大量の雨が降っておる。
昨今は、台風でもないのにあちこちで土砂崩れがあったりする時代ゆえ、大雨が降ると、心配にもなる。
異常気象が恒常化する時代なのだ、とは認識してはいるけどねぇ…
さて、
小池新党「希望の党」と前原「民進党」が、今回の選挙で統一名簿をつくるのだそうな。
ようは「合流」という名の希望の党への「吸収合併」ってことだ。
新党に合流しない皆さんは、新たなリベラル政党をつくるという手もあるけど、ここは民進党の皆さんこぞって希望の党入りすべきでしょう。
リベラル新党が求められるわけですが、いまじゃないね。
ここは「国共合作」で安倍政権を倒すときですわ。
いずれにしても政界大激震、「驚き桃の木山椒の木」だ。
小池さんの勝負勘というのか、なんというのか、スピード感には驚かされます。
「緊急事態の力技」という人もいれば「火事場のバカ力」という人もいる。
慌てふためいた安倍政権は「節操がない」とかなんとか、早くも大批判だ。
そもそも、負けるにしても「そこそこ」との判断から、ムリを通して行う解散だった。
毎日新聞の世論調査によると、64%が解散を評価せずと答えておる。
コラムニストの小田嶋隆さんは、今回の解散は何もかも逃げまくりの「トンズラ解散」と名付けた。
また、争点が不明確だとして上田健介・近畿大学教授は「もやもや解散」と命名。
香山リカさんは「逃げ恥解散」だそうですわ。
もり・かけ問題の「丁寧な説明」もすっ飛ばし、一般国民のほとんどだれもが望んでおらん選挙ゆえ、何を言われてもしょうがない。
多くの国民は「大義なき解散」にプンプン怒っておるとみてよろしい。
道内民放の調査でも7割を超える人が解散に反対しておりました。
憲法学者からも冒頭解散は「違憲」との声も出ておる。
そこを好機ととらえた小池さんの勝負勘が、「火事場のバカ力」を発揮したか、もしくは周到に準備したか。
自民党惨敗もありえるのが今回の選挙でおまんがな。
今回は、あの日中戦争の際、毛沢東の中国共産党と蒋介石の国民党が結んだ「国共合作」をめざすべき。
日本軍と「抗日全面戦争」をするため、共産主義政党の中国共産党と、資本主義政党の国民党が手を組んだ「第2次国共合作」ですわ。
「敵の敵は味方」ってことで、希望の党と民進党が合流ですけど、共産党だって加えていいじゃんか。
小池さんはダメっていうだろうけどね。
今回の一連の動きは、「安倍政権を倒す」その1点で行なう、いわば「希望・民進の合作」だ。
だからこそ、たいした面白い。
神代の昔から、「大義のない戦争は勝てない」といいます。
大義なき解散総選挙、安倍ファーストで行う総選挙、こうなると勝てるわけなどない、と申しておきましょう。
あっ!!ついでながら朝日新聞によると、「国難」という言葉が使われたのは以下のような時代だ。
「1931(昭和6)年に満州事変が始まり、33年に日本が国際連盟を脱退して孤立を深めたころ、さかんに『国難』が強調されたという」
やっぱ、安倍さんは戦前回帰、アナクロですなぁ、、、