おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍総理の「2017年1月20日に知った」は大ウソ、備忘録でバレちゃった!!

2018年04月11日 | Weblog

午前6時の気温はプラス4度。

どんより雲が低く垂れこめておる。

いまにも雨が降りそうなお天気です。

予報によると、昼前から夕方にかけて雨だそうな。

日中は最高気温が11度になるそうだ。

記録的な速さで北上中のサクラですが、ご当地倶知安町が5月3日の予想になっておる。

ずいぶん早い。

北国北海道も、いよいよ本格的に春の気配でおます。

さて、

自衛隊の日報など「公文書問題」に加えて、「森友学園問題」はNHKが報じたように、「財務省が口裏合わせ」したことが明明白白となった。

そこへもってきて、

きのう朝日新聞は、一面トップで加計学園問題について報じており、これで世間は大騒ぎだ。

今治市職員が、首相官邸で柳瀬唯夫首相秘書官と面会した際にこの面会記録を備忘録として作成した。

この中で柳沢首相秘書官が「この件は、首相案件だ」との発言を「記録」していたと朝日が報じたのです。

また、備忘録を書いた職員は「自分の文書です」と認めておるという。

この「首相案件」と記録された備忘録の存在については、読売新聞もきょう一面で報じておる。

そして、さらにきょうの朝日新聞は、なんと!! この備忘録を掲載じゃ。

これには、こうあるという。

2015年4月、愛媛県や今治市の職員、それに加計学園幹部が、首相官邸で当時の柳瀬首相秘書官や、内閣府の藤原豊・地方創生推進室次長と面会した。

そして、なんといっても、この備忘録の題名だ。

「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」

会った記憶がないとか申しておる藤原次長・柳瀬首相秘書官ですけど、ちゃんと「藤原次長・柳瀬首相秘書官」が備忘録の題名に登場するのだ。

面会は15年4月2日の午前11時30分からだった。

文書にはこうある。

藤原氏は、「要請の内容は総理官邸から聞いており」と述べ、「国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい」と発言したと記載されている。

おまけに「かなりチャンスがあると思っていただいてよい」と話したとも記されているそうだ。

藤原さんも柳瀬さんも、これではどもこもならんでしょう。

しかも、「要請の内容は総理官邸から聞いており」

2015年4月時点で、安倍総理は加計学園について、よ~く知っておったのだ!!

これまで国会で安倍総理は「2017年1月20日に知った」と何度も答弁しておるけど、これが大ウソと判明したに等しい。

廃棄した公文書が出てきたり、備忘録に「首相案件」と書いたなど、ボロボロ、ボロボロ、次々と公務員から事実が明らかになってきた。

これは佐川宣寿さんが国会で証人喚問に応じてからだ。

文書が次々出てくることに関して元経産官僚の古賀重明さんは以下のように述べておる。

「ひとつの原因としてあげられるのが、佐川宣寿前国税庁長官の悲惨な姿だ」

「決裁文書を改ざんしてまで安倍政権を擁護した佐川氏の末路を見て恐怖感を覚えた官僚が、要求された資料を隠蔽するリスクをとらなくなってしまったという可能性がある」

「安倍総理は、昭恵夫人だけでなく佐川氏も徹底的に守ればこうはなっていなかったかもしれないが、もう後の祭り」

「『廃棄文書発見』という『事件』は今後も続くと考えた方がよさそうだ」

「決裁文書を改ざんしてまで安倍政権を擁護」したのに、すっかり安倍官邸に見放されたのがいまの佐川さんだ。

この姿に恐れおののいたお役人は、「資料を隠ぺいするリスクを取らなくなった」と古賀さんはいう。

元官僚の発言だけになんとも説得力があるワン!!

上り調子の安倍政権なら知らぬ顔の半兵衛決め込んでおれば出世した。

佐川さんもメデタク国税庁になったまではよかった。

いまや国税庁長官を辞めて、国会喚問ではサンドバックと化した。

おかげさんで、一家の不名誉が子々孫々まで伝わることになった。

「ウソと誤魔化しをすると最後はこうなる」と、公務員がビビったとして不思議ない。

正々堂々、官僚としての矜持を保った前川喜平さんとはあまりに対照的だ。

自衛隊から日報が出てきたり、愛媛県の職員から備忘録が出てきたりには、ちゃんと理由があったということだ。

それにしても、国会で国民に対して平気で大ウソこいておったのが安倍総理だ。

もはや国民にも国会にも、申し開きも何もあったもんではない。

夫人が名誉校長となった学校には土地を8億円値引き。

お友だちを優遇し、呆れたことに国家戦略の名のもと、加計学園獣医学部の設立に加担した。

これら「もり・かけ」に加えて「スパ」とこ「スパコン問題」や自衛隊の日報隠ぺいだ。

このニッポン国の恥知らず、なにが「美しいニッポン」だ。

この際は、トットとお辞めになることこそ国益なのだと申しておきましょう!!