ズンバの翌朝は早起きができません。
ただいま午前7時、気温は零度です。
晴れで無風、気持ちのいい朝だ。
冒頭の写真は我が家のニャンコ「ゴン」だ。
メス猫で一番小さい。
だけど、ケンカの仲裁もする「男前」のニャンコ、実にカッコいいのだ。
さて、
女性記者へのセクハラ発言の報道で、沈黙を続けておった財務省の福田淳一事務次官が遅ればせながら、きのう辞任した。
セクハラを認め、観念して辞任したのかと思ったら、どっこい、録音の声は自分だとは認めないのだから、ビックリ仰天だ。
往生際の悪さばかりが目立った、しょうもないぶら下がり会見ではありました。
しかも、言うにこと欠いて、「自分の声は聞いたことがない」とか。
テープレコーダーというもんがニッポンに登場したのは1950年代のこと。
おぢも1960年代に自分の声を初めて聞いて「こんな声か!?」と確かに驚いた。
とはいえ、21世紀のいま、ましてや財務省の事務次官に上り詰めた男が、自分の声を聞いたことがないは大ウソ。
財務省の事務方トップですから、国会などでの発言はテレビやラジオで放送されておる。
録音された自分の声を聞いてないはずがない。
よくもまぁ、この期に及んでさえ、大ウソをつくもんだと呆れかえる。
テレビ各社がそれぞれ行った声紋鑑定でも、あの声は95%福田さんだとしておりました。
ニッポン女性を舐めくさったウンコタレ発言、まことに腹立たしい。
そこへもってきて、きのう深夜、テレビ朝日が記者会見した。
セクハラを受けたとされる記者にテレ朝社員が含まれており、音声も週刊新潮に提供したそうだ。
女性社員は「1年半ほど前から取材目的で福田氏と数回、会食をし、そのたびにセクハラ発言があったため、みずからの身を守るために録音を始めた」と説明したそうだ。
さらに、上司に「セクハラの事実を報じるべきではないか」と相談したそうだ。
だけど、「本人が特定され、2次被害が心配される」と上司は判断し、報道を見送ったそうな。
そこで新潮に録音の一部を提供したのだという。
確かに自身が知り得た情報を、他社に提供するのは不適切ではある。
そして、官僚トップによるセクハラ問題に、ちゃんと対応しなかったテレビ朝日の報道部も問題なしとはしない。
とはいえ、セクハラを受けた女性記者は、そうとう多数に及ぶらしい。
ここはテレビ・新聞を問わず、マスコミ各社の女性記者は、会社に名乗り出て、記者会見を開いて真実を次々報じるべきでしょう。
文字通りの女性活躍社会を目指すため、ここは「一罰百戒」、福田さんを徹底的に追い詰めてはいかがか。
勇気あるテレビ朝日の「ファーソトペンギン」に続いて、ここはガンバレ女性記者!!
…と応援のエールを北海道の片田舎から送ります。