おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「宝塚」初体験で札幌弾丸ツアー

2018年04月15日 | Weblog

午前6時の気温は零度。

冷たい雨がしとしと降る「雨の日曜日」だ。

そんなきのうは、「宝塚歌劇雪組全国ツアー」が札幌のニトリ文化ホールで開催されるというので、ハニーさんと行ってまいりました。

よくよく考えたら、北海道厚生年金会館がニトリ文化ホールに名称変更して、初めての観劇なのでした。

でもってこの雪組公演は、3月の大阪梅田に始まって、きのうきょう、14、15日の札幌公演が最後だそうな。

始めは「幕末ロマン 誠の群像」ってことで、新選組副長・土方歳三さんが主演の群像劇。

で、宝塚ファンの皆さんには申し訳ないけど、おぢは途中、お尻が痛くなったり、眠くなったりを我慢して、観劇したのでした。

そんなこと言ったものの、驚嘆したことがいくつもあった。

まずは、場面転換の迅速さとその正確さだ。

これには驚いた。

飽きない工夫なのでしょうか?

頻繁に場面が変わるのですが、当然といえば当然ですけど、これがスピーディーで実に正確なのです。

裏方さんの苦労がしのばれます。

で、1時間半の幕末物語を鑑賞し、そこからなんと30分のトイレタイム。

考えても考えなくても、満席の客席には9割以上の女性が詰めかけておるわけで、トイレの混雑は想像するに恐ろしい。

元祖宝塚劇場なら、女性用トイレの充実は完璧でしょうけど、一般劇場では、そうはイカキンなのだ。

そして延々30分のトイレタイムのあとは、おぢもお待ちかねキンキラキンの「レビュー」ですわ。

これが、さらに約1時間も続くのです。

ご出演の皆さん、凄い体力です。

しかも昼夜2公演なのだという。

その間、クルクル、クルクル着替えるわけですから、華やかな舞台の裏では、壮絶なことが容易に想像されるのです。

そして舞台で繰り広げられる、華やかな歌と踊りは女性にとっては夢の世界に違いない。

この手のもの、「オカマのショー」でしか見たことにないおぢ、そのキラキラぶりに目が痛くなるほど。

おぢがいまもご尊敬申し上げる手塚治虫さんも愛し、少女マンガ「リボンの騎士」の原型がここにあったわけで、しみじみいたしました。

それにしてもご出演の皆さんのお顔は、舞台から遠いもんだから誰が誰やら判りません。

でもって最後は、例のふあふあの羽を付けてご登場でござった。

その大きさで、ようやくどのお方が、トップなのかが判りましたです。

相当重そうなドデカイ羽を付けた男役さんが「望海 風斗」さんか?

少し小さいのが「真彩 希帆 」さんか?

HPにそんな名前が書いてありましたけど、どう読んでいいのか、そこがさっぱり分かりません。

それでも、スタイル抜群の男役も女役も、そして声量豊かな歌声も、たいした楽しませていただきました。

ハニーさんに至っては「男役しか見てなかった!!」そうですわ。

ありゃりゃ~

あの足の長いスッとしたたたずまいに、コロッといっちゃう女性はごまんといるに違いない。

ハニーさん、しばし短足老人のおぢを忘れて、少女の顔しておりました。

上演後、ぞろぞろと会場を出たら、すでに次の部の行列だ。

しかも、出てきたばかりなのに、再び列に並ぶ女性もいて、これにはビックリ。

そして、会場周辺には「函館ナンバー」や「旭川ナンバー」の大型バスが何台も並んでおったのでした。

おぢは今回の初宝塚で十分楽しませていただきました。

スッカリお腹いっぱいだ。

だけど、ハニーさんはおぢが死んだあとで、これにはまっちゃうかもねぇ、、、

おちおち、死んでられませんです、ハイ!!