午前6時の気温はプラス6度。
曇り空のお天気ですが、あちこちに晴れ間も見える。
今日は曇り時々晴れのお天気だそうな。
きのうは、午後から「ところにより雨」の予報でしたが、ご当地は降らずに朝から夕方までいいお天気でした。
ですが気温がさっぱり上がらず、終日寒い一日でもござった。
時間に余裕があったので、昼前に小1時間、草刈りをいたしました。
少し早目の草刈りで、この春もう2回目ですわ。
草刈りは、早め早めにするのが楽チンのようです。
北海道の田舎暮らし、「冬は雪との闘い、夏は雑草との闘い」でござる。
さて、
国会ではきのう、柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人質疑がございました。
ここで柳瀬さんは、愛媛県や今治市の関係者と面会したことは、これまでどおり否定した。
これについて愛媛県の中村知事はきのう夕方、記者団にこう述べたそうな。
「愛媛県の信頼を損ねるような発言があったのは非常に残念だ」
「誠心誠意にすべての真実を語らないという印象だ」と述べ柳瀬氏の発言を批判したという。
また、愛媛県の文書についての発言については、
「どうしてすべて正直に言わないか分からないが、県職員など人間には誇りやプライドがある」
「そういうものに、なぜ思いをはせられないのか。愛媛県の文書は改ざんする余地がない」
…とまことにごもっともな発言をしておる。
そんなこんな、さっぱり腑に落ちない柳瀬さんの発言だけど、今回、なぜか加計学園関係者との面会は認めておる。
加計学園関係者との面会については「これまで国会で聞かれていなかったから答えなかった」ってことらしい。
官僚としては、まことによく出来た答弁ってことにでもなるんだろう。
ですけど「聞かれてないから答えない」は、一般国民の常識からすれば「こすっからい」とか「詭弁を弄する」とか「ずるい」ってことでもある。
そもそもですけど、今回加計学園関係者との面会は認めて、愛媛県と今治市の関係者との面会は認めないのが、おぢにはさっぱりわからん。
5月17日号の週刊文春もこう指摘しておる。
官邸関係者の話として「そもそも首相秘書官が業者に会うことことなどありえない。普通ならアポも入らない」
さらに「加計側と秘書官が面会していることになれば、公正中立な行政に疑いも出てくるのは当然」だ。
また「これまで官邸側は『我々は獣医学部は加計という認識ではなく、愛媛県・今治市という認識だった』と説明してきたこととの整合性がとれなくなるのです」としておる。
ようするに加計学園関係者と会ったということは、どっからどうみても「加計ありき」で事が進んだということになる。
国家戦略特区で「岩盤規制を突破する」、この通りなら、これはまことにけっこうなことだ。
しかし実際にやったのは、ふんけい友である加計理事長への単なる優遇だった。
今回、柳瀬さんが「加計関係者と面会した」と述べたことで、本来ありえないはずの業者との面会を認めたことになる。
「岩盤規制の突破」は念仏みたいな単なるお題目で、総理の友人への優遇だったということになる。
ここを見逃してどうする、って話なのだ。
そしてもう一つ。
また、今回の参考人質疑で、「20915年4月」に柳瀬さんは加計学園関係者と面会したことが明らかになった。
忘れてもらっては困るのですが、柳瀬さんは首相秘書官です。
しかも、加計学園理事長が安倍総理のお友だちということも知っておったとも申した。
一緒にバーベキューもしてるしね。
そのあと、仕事で加計学園関係者と面会したのですから、秘書官として当然のことながら安倍総理に報告しなきゃならん。
もし安倍総理に報告していないとすれば「秘書官失格」でもある。
安倍総理に報告しないわけがない。
ところが安倍さんは国会で、「加計の獣医学部を知ったのは2017年1月20日」と答弁した。
どっからどうみても「真っ赤なウソ」でしょう、これは!!
ウソにウソを塗り重ねて、強行突破しようというのが、安倍官邸の思惑だ。
息をつくように国会でウソを重ねるこんな人物と、その取り巻きのどこが「美しいニッポン」だ。
こんなウソつきを長々一国の総理にしておいていいのか?
…などと、憤懣やるかたないおぢなのでした。