おぢのニセコ山暮らし

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「バッテリーは最重要技術」By経産省(蓄電池産業戦略検討官民協議会)

2022年09月03日 | Weblog

今朝も寝坊した。

まもなく午前7時になるところ。

晴れのお天気で気温はなんとプラス8度。

いきなり一桁ですから寒いわけだ。

きょう日中の最高気温も24度です。

南方にある台風の影響はしばらくないようだ。

さて、

蓄電池産業戦略検討官民協議会というのが8月31日、経産省で開かれております。

「蓄電池は2050年カーボンニュートラルのカギ」で「自動車等のモビリティの電動化においてバッテリーは最重要技術」と冒頭に掲げております。

また「電力の需給調整に活用する蓄電池の配置が不可欠」とも。

第1回が去年の11月に開かれており、シロウトのおぢでさえ蓄電池の重要性を認識してますから、少々遅きに失した感はありますけど、これには期待したいところだ。

これによると世界の蓄電池市場は2019年に5兆円だけど、2050年には100兆円になると試算。

電気は家庭も含めて「溜めておく」時代なのです。

当初はニッポンの技術が優位だったけど、中韓がシェアを拡大し、ニッポンメーカーはシェアを低下だそうな。

ソーラー発電も当初はニッポンが先行していたけど「コスト高」とか言ってる間に外国にすっかりやられた。

2015年の車載用リチウム電池のシェアは、我がニッポン国が51.7%もあって、中国27.4%、韓国14.4%だった。

それが2020年には、ニッポン21%で、中国37.4%、韓国36.1%と大逆転さてれいる。

なんでもそうでしょうが当初は生産量が少ないからコストが高い。

そこを官民挙げてコスト低減に戦略的に取り組んでいるのが中韓だ。

主要各国は蓄電池に対する強力な政策支援をしておるとも書かれておる。

そんなこんな、冷蔵庫や洗濯機など白物家電もそうだけど、かつて世界で大きなシェアを占めたニッポンの技術は、中韓にやられっぱなしだ。

蓄電池市場で何とか巻き返しを図ってほしいけど、「中韓が猛追」と、この協議会も認めておる。

2021年(最新)のひとりあたりGDPでニッポンは28位だ。

これはドルベースだから昨今の円安でいまはさらに下がっているのでしょう。

政治家の皆さまよ、あなたたちは韓国にカネをみつぐカルトの手先してる場合ではないのだ。

いまは落日のニッポン国をなんとか再興、再生する大事な時期だと思うけど、どうよそのあたり???