早起きして午前5時20分になるところ。
晴れのお天気で、ただいまの気温プラス10度。
どうやらきょうも好天で、日中の最高気温25度の予想だ。
目覚めも良く、体調良好です。
写真はお隣ニセコ町のJRニセコ駅前。
黄色いカボチャに絵を書いて向かいの温泉に届けると、入浴料500円が400円に。
審査があって、受賞者にはあれこれ賞品が贈られる。
小さな町の楽しい催しなのだ。
さて、
韓国のサムスン電気に引き抜かれたニッポン人技術者の話がダイヤモンドオンラインに載っておりました。
給料は1.7倍で「天国のような環境」というからまことに興味深い。
記事の冒頭にノーベル賞受賞者の眞鍋淑郎さんの言葉がある。
「日本人は調和を重んじる。イエスがイエスを意味せず、常に相手を傷つけないよう、周りがどう考えるかを気にする。アメリカでは、他人にどう思われるかを気にせず好きなことができる。私は私のしたいことをしたい」
また「私は日本に戻りたくない(略)なぜなら調和の中で生きる能力がないから」と話しているそうだ。
どうやら、研究者にとって日本型社会は居心地が悪いのだ。
これは方策を考えねば、優秀な技術者がどんどん海外に流出してしまう非常事態だ。
そこで、韓国を新天地に選んだ技術者の話だ。
40代でヘッドハンティングされて韓国サムスンへ。
特筆すべきは健康診断、まるでホテルのように豪華な施設だそう。
サムスンの健康診断はどんな小さな異変も見逃さないと、韓国内でも定評があるらしい。
特に胃腸の内視鏡検査はすばらしく、睡眠薬で眠っている間に全て完了するとか。
社内食堂ではバラエティーに富んだ食事が1日3回無償で提供。
誕生日や結婚記念日には会社からプレゼントがもらえるほか、運動会や文化イベント、夕食会など飽きないようにイベントが目白押しだとも。
この人、最初は「日本企業に勤め続ければ法律に守られている。あくせく必死に働かずとも、適当に優先度の低い実験をしながら定年まで勤め上げれば、安定した生活を送ることもできる」と考えていた。
そのうち「研究者として世界的大企業に求められて働くほうが、断然刺激的な気がしてきたのだ」という。
仕事にやりがいがあるなら、そりゃそうなる。
給料1.7倍だし。
そんなことで優秀な技術者が韓国や中国、アメリカに次々引き抜かれてはどもこもならん。
この国のシステムを根本から変えないと、ニッポン国は政治も経済もいよいよ瀬戸際だ。
「ジャパン アズ No1」と言われた時代もあったのだ。
生まれ育ったこの国を捨ててしまう優秀な技術者たちを、なんとか優遇して、我がニッポン国をかつてのように復活させてほしいと切に願うおぢだった。
がんばれニッポン!!