なかなか起きることができず、ただいま午前6時40分。
ちらちらと雪が降っております。
気温はマイナス7度です。
きょうはどんな1日になるんでしょう…
写真は先日までスーパーで販売していた一番お安いウニです。
ほかにも1万円近いのが広いスペースを割いて販売しておりました。
スーパーによっては3万円のウニも販売しておったと聞きました。
いまは姿を消してますけど、旧正月、中国人向けに大復活するのでしょう。
ってことで、
ご当地スキー周辺にわらわら集まったキッチンカーでは、黒毛和牛とウナギが乗った奇妙な丼が1つ5000円で販売中だ。
かつ丼も1杯3000円。
宿泊施設も一泊60万円のコンドホテルは極フツー。
HANAZONOスキー場には、ルイビトンの大型テントがお目見えし、ホテルパークハイアット内にも店舗ができた。
外国人向けのバーでは、1本10万円を超えるドンペリがざっと100本以上も鎮座。
なんとまぁゴージャスなことですが、町民にはほぼ無関係。
町民は、ごくフツーに暮らしております。
町の中心部では、ラーメンだって700円~980円程度。
最近できた牛丼のすき家もごくフツーの値段で販売中だ。
ようはスキー場周辺を中心に、ニッポンの常識的な消費者とは違う種類の大金持ちが、わんさか来て、飲食店が足りなくて、値段が高騰しているのだ。
その値段だって、チョー円安ですから、世界レベルで見たら、たいしたことではないのかもしらん。
ニッポン人が円安で貧乏くさい生活している間に、世界中はコロナを経て大旅行ブーム。
世界標準の料金が、ご当地に突如として出現した、ってことかもしらん。
おかげさんでスキー場周辺のアルバイトの時給は1500円から2000円がフツーですが、これも世界標準から見れば相当安い。
バカ高いホテルも満室ですが、冬の間のごく短い期間に、プライベートジェット持ってるお金持ちが「ジャパウ」を楽しもうと、世界中から集まってくると考えれば、そう不自然でもない。
世間は「ニセコバブル」という。
だけど、地球温暖化でも「ニセコの豪雪は今後も続く」と気象関係者も申しておりましたゆえ、これはある意味、ちゃんとした実需。
かつてのニッポンの怪しい土地バブルとは違います。
パウダースノー「ジャパウ」が招いた実需だね。
もっとも、貧乏くさいおぢはスキー場では飲食なんぞ、とてもできませんけどね。
とはいえ、
30年以上も停滞を続け、そこに円安も加わって、すっかり貧乏くさいことになったニッポン国の方が、もしかすると異常かもしらん。
世間でいうところの「ニセコバブル」、凋落ニッポン国を考える、いい機会なのかもしれませんです、ハイ!!