おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

5月も半ばというのに…

2011年05月15日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス5度。どんより曇り空で、今朝も寒いのです。写真は、お隣の桜なのじゃ。例年GWには咲くのだけれど、今年はまだほころんできた程度でござる。今年の天気、どうなってるんだろ???

さて、過日、講演を聴きに行きましたです。泊原発に反対し、原発から排出される温排水の水温を、毎日、毎日、33年間にわたって測定してきた斉藤さんというお方のお話でござる。

ショックだったのは、統計的な数字で明らかだそうだけど、アメリカでは原発周辺地域で乳がんの発生率が、極めて高いということ。別に事故が起きたわけでもなく、ちゃんと管理されておる原発のお近くで、乳がんが多いというのは、なんとも怖かった。

で、今回のフクシマ3号機で行われておった、プルサーマル発電、これがなんともややこしい。使用済み燃料から取り出したプルトニウムとウランで作るMOX燃料というものを使用するのだけれど、実はこの制御が、たいそう難しいそうな。

大体、世界のどこを探しても、そんなことしてるところはないそうで、まことにややこしいシステムなのじゃ。そもそも、このMOX燃料を使って発電しようとしたのが、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」だけれど、事故が相次ぎ、どもこもならんことになっておる。

で、フクシマ3号機がどうしてヤバイかというと、MOX燃料に含まれるプルトニウムが大問題。このプルトニウム、そもそも自然界に存在しない元素だそうな。でもって、ウラン235の核爆発で作られるものなのだそうな。決定的なのは、強い毒性があるってこと。ヒロシマの原爆がウラン235でナガサキの原爆がプルトニウムだそうな。

制御が難しくて、危険なプルトニウムを使ったプルサーマル発電がフクシマ3号機で行われておったってことだ。だからきょうもフクシマ1号機のメルトダウンでたいそう騒がれておるけれど、もっとも怖いのは3号機なのじゃ。

でもって、このプルサーマル発電、お近くの泊原発の3号機でもやる予定だったってこと。これだけは、なんとしても止めねばなりませぬ。制御できないにもかかわらず、使用済み燃料が単に余っておるからリサイクルしようというプルサーマル発電、大問題でござります。そもそも原発にトイレはないしね。

そんなこんなではありますが、読売新聞によれば、菅総理は近く開かれるサミットで、「原発の安全性を高めて継続」を表明するそうな。ドアホウめ!! 市民運動家は市民運動家らしく、見通しなくてもいいから、「原発は順次停止し、新エネルギーにシフトする」ぐらいのことが、なんで言えないの!!

使いものにならんねぇ。あんたの政治生命、もうそんなに長くない。歴史に名を残すなら、そういう思い切った発言してこないでどうすると思いますです。バカ+バカ+バカはバカなのでござります、嗚呼!!

 

 


男をあげた樹木希林!!

2011年05月14日 | Weblog

午前8時の気温は、わずかに4度。しとしと雨が降ったり止んだりしておりまする。緑は濃くなるものの、なんとも寒い。薪ストーブもしっかり燃えてまする。今年はいつになったら温かくなるのやら…写真は我が家のスイセン、いまだ咲く気配がございません、どうなってんだろ???

ところで、シェゲナベイビー内田裕也が逮捕だそうな。強要未遂に住居侵入だそうな。すでにシェゲナも71歳、なんか凄い。現役のアッパラパーじゃ。この調子で、死ぬまでアッパラパーを貫いてほしいです。

ロッカーは、平穏な生活などしてはいけませぬ。くたばるまで、大暴れしてほしいもんです。今回は、ちょいと方向違いの感じもするけどね。それにしても、樹木希林さんの会見ってば、凄かったねぇ。

しっかり笑いを取りながら、でもCMスポンサーにはお詫びするってことろが、なんともカッコイイ。樹木希林さん、どうにもこうにも男前。希林さんの手のひらで遊んでおる内田裕也、なんか羨ましい感じもいたしましたです、ハイ!!

さて、大震災からの復興を巡って、あれやこれや、議論百出でござる。やれ増税だ、国債発行だとかまびすしい。電力も足りないとか足りてるとか、どっちなんだ???

はっきりしておるのだけれど、この国を滅ぼすなら、増税がもってこい。なにせデフレ不況で、地価はこの20年ずーっと右肩下がり。大震災ですっかり消費が冷え込んでいるところで、増税したら、この国は、もう完全にアウトでござる。

ここは、震災の復興国債とか、前にも書いた相続税がかからない無利子国債発行で、年寄りの預貯金を吐き出させるとか、知恵を絞らねばなりませぬ。なんといっても、知恵はお金がかかりませんのです。国民新党ご推薦の無利子国債、いまこそ出番なのでござる。

で、電力だ。今朝のTBS「みのもんたの朝ズバ」でやっておったけど、東京電力管内の火力発電所を総動員すれば、夏のピーク時の電力も足りそうというではないの。クソッタレ東電め、恥を知れと申しておきましょう。

それに加えて、番組でも指摘しておったけど、「外国人ならともかく、ニッポン人なら15%の節約はできる」は、間違いないところ。耐えて、耐えて、頑張るのがニッポン人。節約はできる!!

さらに知恵を使って、余ってる深夜電力を活用するため、深夜電力をさらに大幅に安くする。そうすりゃ、小さな工場やら、大きな工場も、こぞって深夜に工場を動かしますです。昼間は工場ストップし、夜に稼動するのじゃ。

で、働く皆さんにはまことに申し訳ないけれど、日中の電力が減少し、夜あまっておった電力が活用されるのじゃ。夜なら昼より多少は涼しいし、冷房も少なくて済むじゃんか!! ことほど左様に、あれこれ知恵を使って、この未曾有の危機を乗り越えないでどうする、って話じゃ。

加えて、ここはもう、公務員給与の2割削減とか、電力会社の発電、送電の分離とか、国会議員の定数削減とか、踏み込めなかったあれやこれや、なんでもかんでもかたをつけて、新生ニッポンとして復活せんでどうする、と思いますです。

能力から何から、疑問符だらけの菅さんでも、この際なら、ドサクサ紛れでなんでも出来ると思うけどなぁ。それもムリかねぇ…

 


とうとうメルトダウンを認めたってさ

2011年05月13日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの12度。だけど、激しい雨と横殴りのビュンビュン強い風の朝でござる。そんなことなもんだから、ストーブを炊いて、室内の湿気を飛ばしておりまする。なんだかんだ、薪ストーブを炊いちゃうのよねぇ。好きなんだなぁ、薪ストーブ。

荒れ模様の天気ですけれど、緑は日に日に濃くなってきておりまする。ご当地が1年で一番いい季節は、もう、まもなくなのでござります。いいどぉ6月の北海道は!!

さて、新聞、TV報道によると、フクシマ1号機がメルトダウンしておることをようやく東電が明らかにした。メルトダウンとはニッポン語で炉心溶融。燃料が融け出して、圧力容器の外に漏れておるってことだ。

そうとうヤバイです。1号機がメルトダウンなら、3号機はどうなってんだろ? ここはプルサーマルやってて、おまけに破壊が一番酷い、一番ヤバイところだぜぇ。

頭がクラクラいたしまする。この国、この先、大丈夫なのだろうか? 浜岡原発の停止は、まことに正しい判断だと申しておきましょう。これがやられたら、首都圏はパー。ニッポンの政治、経済機能が完全に麻痺状態なのじゃ。フクシマも綱渡りが続くし、よもやの事態もありまする。

官僚さまは、すでに原発を見放して、「新エネルギー」へシフトしてきておる様子じゃ。元官僚さまの北海道知事も、泊原発への発言は微妙に変化してきておる。ここは、脱原発へ向かう好機だけれど、前門のフクシマ原発の見通しがまるでつかないのが、恐怖なのでござる。

東電の「フクシマ収束計画」は、今回のメルトダウン公表で、水泡に帰しておる。戦後ニッポン最大の危機は、去るどころか、ますます危機的状況でござります。なんとも怖いですぅぅぅ~

 


南足柄でお茶の葉から…

2011年05月12日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの3~4度でござる。日がカンカン照っておって気持ちがよろしい。きょうも風があって少し寒いけどね。

きのうは、ご近所周辺のゴミ拾いをハニーさんと二人でせっせとやりましたです。なにせ町内で一番若いのがおぢ夫婦ということになっとります。で、不法投棄のタイヤが13本、空き缶、ペットボトルなどが大きなビニール袋に6つ。

呆れましたなぁ。一体全体誰がいつ不法投棄したものか。酷いもんです。ここなら捨てても大丈夫とでも思ったのか。とにもかくにも道路沿いはゴム箱と化しておりましたです。ニッポン人のマナー、どうなっておるのか、ため息が出まする。

さて、神奈川県の南足柄市内の茶葉から、放射性セシウムが検出されたそうな。どうやら基準値というものを1割程度超えるのだそうな。それより何より、驚くのは、ここがフクシマから300キロも離れておるってことじゃ。

南足柄市は、東京よりさらに西にあるのでござる。いつも投稿いただくおぢの高校同期の「ペ様おばさま」は、この南足柄市のお隣、御殿場市に住んでおるのでござる。

セシウムやらなにやら、さっぱり分からぬ怪しいものが、あちこちに降り注いでおって、フクシマから600キロは離れておるご当地でも、これから南風の季節となりますゆえ、なんか不気味でござる。

こんなとんでもない事故を起こした企業は、しつこいようですけど、万死に値すると申しておきまする。一般常識として、世界に放射能をばら撒いた公害企業を存続させるなど、単なる暴挙と申せましょう。

速やかに解散して、東北電力なり、中部電力に業務を移管をすべきではなかろうか。ことは、ニッポンの名誉に関わる問題でござる。コップの中の論理で、こんな企業を存続させてはいけませぬ。そんなの「あたり前田のクラッカー」でござります。

さきほどまで、TV朝日のモーニングバードでやっておったけど、「原発はコストが安い」というのはどうやら、かなり怪しいことになっておる。建設費やらなにやらを有価証券取引報告書から作ったまともなデータでは、水力などより安いことにならないというではないの。

いま経産省から出ておる「原発はコストが安い」というデータは、どう計算したのか、その根拠すら、あいまいらしい。「えぇ?!」「はぁ???」って話でござる。

しかも、原発には電気料金から徴収されておる税金が、ごっちゃり投入されており、それを加算すると、圧倒的に高いというではないの。ちなみに自民党の河野太郎議員が、経産省にちゃんとしたデータの提出を求めたら、いまどき「黒塗りしたデータ」が出てきてたそうな。その理由はというと「電力会社の企業秘密」だそうな。口あんぐりじゃ!!

それが、311の事故後でもそうだというから、分けわからん。これを出すことが出来るのは、いまは経産省の海江田大臣。原発の発電コスト、トットと出していただかないことには、何がなんだかわからない。とにもかくにも、正しい原発の発電コストを出すのが先決でござろう。何もかにも、そっからスタートじゃ。

で、きのう発売の週刊現代、「霞が関24時」によれば、経産省では、すでに「うちは保安院だけを切り離せば安泰」と方向転換しておるそうだ。悪名高い保安院を切り離し、本体の経産省は、「新エネルギー政策」を担いで政権のど真ん中に居座ろうということだそうな。

連休中に「過去50年間で電力会社に天下ったのは68人」と公表したのも、襟を正して、みそぎを済まそうという狙いだそうな。呆れてものが言えませぬ。経産省は、正しい原発の発電コストを出すこともせず、保安院を切り離して延命だそうな。

酷いことになっておりまする。原発利権に群がった政治家、学者、マスコミが全てを封じ込めて、原発推進にまい進してきておったってことじゃ。呆れるばかりの実態じゃ。とにもかくにも海江田大臣が原発の正しい発電コストを提出し、それが他の発電より高いのであれば、トットと日本のエネルギー政策を見直さねばなりませぬ。

まずは、データ出さんかい、海江田大臣!! ってことのようでござります、ハイ!!


一時帰宅の哀れ

2011年05月11日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス7度。雲ひとつないピーカンのお天気ですが、風があって寒い朝でもござります。我が家のお隣の桜は、まだつぼみじゃ。今年は例年になく寒い春なのです。ストーブ点けようかしらん。

一方、静岡県ではきのう日中の気温が、30度を超えたそうな。狭いようで広いニッポンでござります。静岡はもうエアコン使っておるのでござろうか? 節電せんといかんだろうし、この先、ご苦労なことでござります。

きのう夜は、ジムでボクササイズでござった。ハニーさんとジャブジャブに汗かいて、温泉に浸かって、家に戻ってビール。日曜、月曜は休肝日ゆえ、ビールの美味いこと、美味いこと。やめられまへんなぁ~

しかも、先月旧友からいただいた、プレミアムモルツが残っておってさ。とにもかくにも、至福のときでござった。で、350ミリリットル缶2本をすいすい呑んじゃって、さて、焼酎か日本酒か、と思ったら、これが1本も見当たらない。

で、よくよく探したらGWに来ておった旧友Iがくれた「琉球泡盛 千年の響」とかいう、たいそうな名前の焼酎を発見!! で、水割りでいただきましたけど、これまた、美味いこと、美味いこと。ジムで汗かいて肩こり解消して、うんまいビールに焼酎、幸せなひとときでござった。

そんなこんなで、「報ステ」観ておったら、川内村とかいうところの一時帰宅のニュースでござった。皆さん淡々と自宅に戻って、あれこれ持ち出しておったです。それにしても、福島県の皆さん、なんとも人がよさげでござった。

この人の良さにつけ込んで、原発はここに造ったんじゃぁなかろうかと思いましたです。怒っておったのは村長ぐらい。あとは皆さん怒りを押し殺しておった。この先、いつになったら帰宅が実現するのか、しないのか。

おぢなら「東電社長と刺し違えてやる!!」と思うところじゃ。何もかにもが、震災前と変化のない自宅の様子見て、でも帰れないってのはいかにも切ない。ヒロシマ、ナガサキ、フクシマと、悲しい固有名詞が世界に知れ渡りましたです。この3地方を抱えるニッポン国、人類史上まれにみる悲劇の国ってことでござります。

交通事故死があって、ようやく道路が改善されるのとまったく同じように、フクシマがあって、この国のエネルギー政策が見直されることになるのだろう。なんとも切ないかぎりじゃねぇ…


浜岡原発停止報道の「口あんぐり」

2011年05月10日 | Weblog

午前7時の気温は、プラスの8度。雨上がりでござります。きのう、本州では最高気温が30度を超えたところもあったとか。日中は、ご当地も温かでしたけど、20度には遠く及びませなんだ。広いです、ニッポン国。

今朝はというと、寒いことはないものの、いつものクセで、ストーブに火を入れましたです。やっぱ、薪がチロチロ燃えると心が和みまする。外国人なら、夜は夏でもぼんやり火を見ながら、一杯やる。そういうの、よくわかりまする。

さて、お疲れのおぢ、きのうは終日TVの前におって、あれやこれやの報道番組やらなにやらを観ておった。きのうは、どのTVも浜岡原発一色でござった。日テレと読売テレビはというと、浜岡原発停止が「経済に与える影響一本」で、「経済界が困る話」ばっか。

終始一貫して「浜岡原発が止まって困った」報道じゃ。原発推進を担ってきたこの系列は、こうするしかないのかねぇ。ことはこの国がこの先、生きていけるか、このまま死ぬかというレベルだというのに、どもこもならん。

呆れてものが言えませぬ。この浜岡で原発事故が起これば、地元経済どころか、ニッポン国が立ち行かなくなるというのに、視点はというと、「原発停止による経済的な影響」オンリー。

浜岡原発は、とにもかくにも「止めてよかった」って話ではないのかね? これまで一貫して原発を推進してきた「読売グループ」の日テレと読売テレビは、それもせんないことかもしれませんがね。

ところがびっくり仰天だったのは、昨夜のTV朝日の報道ステーションじゃ。日テレ、読売TVとまったく同じ論調で、ひっくり返りましたです。報ステの頭から10分以上も、原発停止による「地元経済」などなど、経済への影響一本やり!!

今回の浜岡原発の停止、しない方が良かったかのようなハチャメチャ報道。いやはや、こいつらTV朝日の報道部は、いつから「電力会社の走狗」と成り果てたのか。呆れてものが言えませぬ。ことはニッポン国の危機でござる。

それを、チョー目先の経済問題に矮小化させるなど、噴飯モノじゃ。日テレと読売テレビでは、原発を抱える道府県知事にインタビューしておるけれど、どれもこれも浜岡原発の停止に疑問の声じゃ。

さもありなん。ほとんどの知事はというと、元官僚さまじゃ。一見、多くの意見を聞いて、客観報道しておるようで、実態は「元官僚の偏った意見」を取り上げるという、暴挙。あまりに酷い。

 ニッポンの新聞、テレビ報道、一体全体どうなってるんだ。口あんぐりの異常事態でござります。どっちも、こっちも、「電力会社から毒まんじゅう食ら」って御用マスコミに成り果てておる。

TVタックルではないけれど、「原発に一歩も近づかずに、何がジャーナリズムだ」ってことでござります。ジャーナリストの魂も何もない皆さんには、「シェイム・オン・ユー!!」と申しておきましょう。

一方、浜岡原発を抱える中部電力じゃ。2009年8月の駿河湾沖地震で、この原発は全て緊急停止しておる。このとき、中部電力管内で、停電や電力不足はあったのかね? そんなもんはまるでない!!  原発が止まっても、トヨタ自動車が困ったとか、工場が停止したとか、あったかね???

きのうの報ステでも、一応これについては触れておったけど、「当時はリーマンショックの影響」などなどだったから、大丈夫だけれど、「この夏は乗り切れるか」と、まぁ、電力会社のスポークスマンと化しておる。

中部電力の慇懃な社長はというと、この停止で損害が出るから、政府は補償せよという論調じゃ。おバカを言ってはいけませぬ。活断層の上に原発つくって、知らぬ顔の半兵衛を決め込んできたクセに、いまさらなのじゃ。

でもって、これを契機に「赤字転落だから電気料金値上げ」だそうな。何をか言わんや、許さんね!! 「トイレのないマンション」といわれる原発、使用済み燃料の処分先も、その経費も棚上げにして、「原発はコストが安い」とプロパガンダしてきた電力各社。その間、大儲けしてきて、いまさら何が値上げかね。

大マスコミは、電力各社の「提灯持ち」に過ぎないと申しておきましょう。そして、電力会社は国策に乗っかって、原発をジャンジャン推進してきて、やりたい放題。学者は電力会社から大金貰って、原発推進の大研究じゃ。

ここはもう、国民こぞって節電に努めるしかござりません。従来の生活を見直して、省電力で暮らすことを覚悟せねばならんはず。次世代の電源を確保するまでニッポン人は、生き方そのものを見直すべきではなかろうか。そういう報道こそ正しいと思うけど、どうよ???

金と権力でニッポン国中がんじがらめとなっておるクソタレ原発、この際は、どこぞの原発でもう一度大事故やらかして、この国滅ぼしてしまうのも、いいかもしれません。そこまでしないとこの国はダメなのか。あまりに情けないニッポン国でござります、ハイ!!


本格的な春でござる!!

2011年05月09日 | Weblog

今年初めて、ストーブに火を入れていない朝を迎えておりまする。薪ストーブが燃えてないのは、半年ぶりじゃ。ニセコにもようやく遅い春が訪れましたです。

写真は、きれいに咲いておる福寿草でござる。春らしくていいねぇ。いつもこの時季に咲くクロッカスはというと、姿が見えませぬ。球根は野ネズミに食べられたのかもしれませぬ。で、クロッカスの球根で太ったはずのそのネズミ、我が家のニャンの貴重な蛋白源となるわけじゃ。

凄いねぇ、自然界。まさに「食物連鎖」なのでござります。で、見回せば、あちこちの木々も芽吹いておりまする。よく見れば、おぢの天敵、シラカバ花粉もそろそろ飛び出す気配なのじゃ。シラカバを見ているだけで、目がしょぼしょぼしてまいりましたです。う、う、ぅ~どうなるんだろ今年の花粉症、怖いよぉ~

それにしてもですが、ゴールデンウイークも終わって、少し落ち着いてまいりましたです。都会と違ってご当地は、お休みになると混雑する観光地でござる。クルマは増えるは、人は多いわで、なんとも騒々しい。

それもきのうまでのこと。この先は、山菜採りの皆さんで賑わうものの、たいしたことはござりませぬ。おぢも今月下旬あたりには、ご当地でいうところの「タケノコ」採りじゃ。いわゆる「根曲がりだけ」の季節でござる。

これを炭火であぶって、ビールでいただくのが、北海道の初夏なのでござります。楽しみだなぁ…とかなんとか、書いておったら、寒くなってきたです。やっぱ、朝夕はストーブ点けないと寒いか、ニセコの春、まだまだでござる、ハイ!!

 


お疲れおぢでござる!!

2011年05月08日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス7度。雨上がりの朝だけど、そう寒くは感じませぬ。当たり前だよなぁ、もう5月だもんねぇ… そんなこんなの今朝は、全長25センチはあろうかという、I型極太、美形の1本ものウンチを産み落としましたです。連休の疲れは残っておるけれど、体調良好の証ってことでござります。数少ない読者の皆さま、元気でスマンね。

きのうはというと、ポツらポツらと雨の降る中、真狩の義母と一緒に、道南は森町へ行きましたです。そう、この時期恒例となっておりまする「さくら見物」でござった。前日までは、鎌倉の従姉妹とその娘に叔母が2泊しておったわけで、あちこちご案内したりして、疲れておったのにねぇ…

きのう朝9時に、ご当地を出て、1000円の高速道路をフル活用して、まだ満開には少し早い、森町のなんちゃら公園の桜を見物してまいったのでござる。あっ!! クルマを運転していたのは、おぢより若い義兄でござる。

おぢは助手席で、あれやこれや話題提供して、義兄の運転をアシストするところが、眠くて、眠くて。いやはや、あっという間に意識がなくなるほどの眠たさで、たいそう困りましたです。

昼食は、そのなんちゃら公園にあるセルフサービスのレストランで、天丼を食したのだけれど、これがなんとも…おかげさんで、胃がもたれて、夕食はビールに冷奴と、チョー淡白なのでござった。

考えてみれば、先月末以来、あれやこれやのイベント続きで、ずーっと食べすぎ。こんな調子で食べておったら、「ウフッ!! ステキなおじさま!!」って若いねーちゃんに言われるようにはならんのでござる。きょうからまた、節制して美形? を保つのでござる。

さて、浜岡原発じゃ。中部電力は、うだうだ取締役会などを開いて、対応策を協議したらしいけれど、結論は出なかったとか。ま、ここはもう、浜岡原発は止めるしかなかろうに。ゴネておっても、せんないことになっておる。速やかに停止していただく以外に道はござりませぬ。

「夏の需要増」を大義名分にして、原発停止の先送りをしたいのかもしらん。しかしながら、もし、ここで浜岡原発で大事故発生となれば、ことはニッポンの存亡に関わることになる。名古屋など中部圏や首都圏までも放射線まみれじゃ。

はっきり言って、この国を滅ぼしかねないのが、浜岡原発で予想される事故なのじゃ。それでも運転するとか申せば、そりゃ国民不在の電力会社による横暴でござります。

「国滅びて、電力会社が生き残る」としたら、単に本末転倒じゃ。考えてみれば、今回の福島原発だって、建設後40年も使っておった。大体にして、原発の耐用年数って、いったいぜんたい何年なの? 従来の耐用年数というのは、減価償却の終わる「法定耐用年数」の16年だといわれておったそうな。

それがいつの間にか、40年になっちゃって… 原発は、コストが安いとかいっても、耐用年数が長くなれば、そりゃもうコストは安くなるに決まっておって、これまで「原発は安くてお徳」というのは、すっかり眉唾ものなのでござる。どもこもならん。 

そんなこんなの数字のマジックも、「原発は国策」という論理に支えられておったためじゃ。今回のフクシマの大事故は、エネルギー政策を大転換する好機でござる。菅総理は脱原発に動き出したドイツのメルケル首相になれるかどうか、問われておるのじゃ。

これまで独占企業として高い電気料金をふんだくってきた電力会社を、外国並みに分離、分割を進める好機でもござる。市民運動家から成りあがったアンポンタンの総理ではありまするが、ここは市民運動家の原点に立ちかえって、エネルギー政策の大転換に踏み切ってほしいものじゃ。

で、これだけやり終えて、トットと総理の職を辞するのが、国家、国民のためでござる。菅さん、そこんとこ、ヨロピクね!!

 


読者の皆さん、スマン!!

2011年05月07日 | Weblog

きょうも、きょうとて更新が大幅遅れでござります。現在午後10過ぎ。きょうは真狩の義母にお付き合いでござった。とにもかくにも疲れておりまする。明日も忙しくて、平常運転は、来週から。スマンね~

 


総理が初めて「まともな決断」

2011年05月06日 | Weblog

更新が遅れてゴメンちゃい。あれこれ、ご親戚が遠くからやって来て、なんだかんだとお世話しておりましたです。チョイと疲れ気味でござる。

いま午後の10時過ぎ。報道ステーションを見ておったら、な、な、なんと、菅総理が、浜岡原発停止を中部電力に要請したとか。驚きましたです。アンポンタン総理、初の快挙でござる。っていうか、唯一まともな判断をいたしましたです。

いまここで、大地震が起きて、浜岡原発が事故ったら、もうこの国は終わりでござる。総理自身の判断か、はたまた賢婦人の判断かは知りませんけど、まことにごもっともの判断でござる。ようやくまともな決断をしましたね、菅さん。

ここを第一歩として、残り時間がどれだけ残ってるか知りませぬが、もうトットと退陣するのが正しい判断とは思いますが、ここは最後っぺで、「今後、原発の建設は全て中止、稼働中のものは、順次廃炉」とのたまったなら、歴史に残る総理ってことでござる。

ニッポンを変えた総理として、名を残すでしょうな。ま、いまの国民はどんだけアホウかも知ってますけど、100年先は誰もそんなこと知りませぬ。ここは、一気に脱原発進めて、名を残してはどうか、菅総理!!


ようやく福寿草

2011年05月05日 | Weblog

午前7時の気温は、プラス7度。晴れておりまする。どうやらきょうは、かなり温かくなる気配でござる。連休ですからねぇ、寒い日ばっかじゃ観光客が可哀相ってもんです。も少しポカポカせんことには、遊べませんです。

そんなこんなのGW、我が家のそばにも、朝から観光のお方がやってきて、アホタレ・ニャンの写真をパチパチ撮ったりしておりまする。そうメンコイとも思えぬ我が家のニャンですけど、世間様は可愛いとでも思うらしい。写真撮ってもいいけどさ、たぶん、我が家のニャンはご飯の方が圧倒的に嬉しいと思いますですよ、ハイ。

さて、911事件の首謀者とされるビンラディン氏が、米軍特殊部隊によって殺害され、米国はなにやら「戦勝気分」らしい。オバマ大統領の支持率も急上昇だそうな。あんまり頭のよろしくないアメリカ人らしいことではありまする。

ただし、丸腰のビンラディンを、現場の判断で射殺したとかいうけど、どうだろか? いくら仇敵とはいえ、丸腰の男を、現場の判断で殺害などできるのだろか? ニッポンの自衛隊では考えられんとこではありまする。でも、とにもかくにも、「911の報復を果たしてバンザイ」ってことらしい。

だから、これで全て解決かというと、この先さらに混迷が予想されることになっておりまする。すでに、イスラム過激派は報復を口にしておるという。米国をはじめとする世界各地でテロが起きるのは必定じゃ。まことにめんどくさいことになっておる。

911以来、我が家の近くを走る国道5号線や札幌とご当地を結ぶ国道239号線にも「テロ警戒中」とかいう看板が立っておる。北海道の「このド田舎町でテロ?」と思っておりましたけど… とりあえずは、「君子、アメリカには近づかず」ってことでござります。

話は変わって、東電社長じゃ。被災地でお詫びしたそうだけど、な、な、なんと壇上から挨拶しようとしたそうな。どっからどうみても、大ひんしゅくじゃ。世界に冠たる大公害企業の社長だという自覚がないことになっておる。避難住民からみたら、「あんた、何様?」ってこと。

「バカにバカを足してもバカ」とは、亀井静香さんの名言ですけど、バカは政治家だけではござりませぬ。「世界に冠たる東京電力の社長」だったのは、すでに過去のこと。いまや世界に放射性物質をふりまく、恐怖の公害企業の代名詞の親玉なのでござる。

その代表が、壇上から、原発事故から避難してきた人々に挨拶しようとしたというから、丸きり自覚がない。「バカの上塗り」とでも申しておきましょう。こうしたド腐れ企業は、きっちり解体しなきゃ、どもこもならん。末端従業員だけは、路頭に迷わぬよう他の電力会社に再就職させるなりして、解散するべきでござろう。

こんな企業を残しておいて、ニッポンの恥を世界に晒す暴挙を許しておいて、それで委員会? 東電という企業は、ヒロシマ、ナガサキに続いて、フクシマの名前を世界に知らしめた「大犯罪企業」ではないのか。社長なんかは死んでお詫びしても足りないと思うのはおぢだけか??? 腹が立って、腹が立って、どもこもなりませぬ。

今回の事故で、原発事故がどんだけ酷いのか、世界は知ることとなりましたです。これに味をしめ、テロリストがどっかに国の原発にテロを仕掛けるようなことがあったなら、東電の責任、さらに倍増ってことでござります。腐れ外道の東電幹部とその取り巻きの皆々さまは、「万死に値する」と申しておきまする、プンプン!!

 


ゴールデンウイークは、やっぱ寒い!!

2011年05月04日 | Weblog

冷たい小雨のそぼふる朝でござります。気温も午前8時現在、プラス4度と寒いです。ストーブが、赤々と燃えておって、震えるゴールデンウイークになっとります。

きのうは、久々に休肝日といたしました。先月末の誕生日から、ずーっとイベント続き。この間、一日だけしか、お酒を抜いておりませなんだ。ってことで、呑みすぎ。で、ようやく昨日今日とお酒を休むことにしておりまする。

これだけ続くとねぇ、「じいさん」には堪えます。おまけに体重もとうとう60キロの大台に乗っちゃって、危うく61キロにもなろうという危機的状況でござります。

そんなことなもんだから、昨夜はジムでジャブジャブ汗かいてまいりましたです。「トータルトレーニング」とかいうプログラム、ようはあちこちの筋トレ。で、おかげさんで、肝臓が疲れておるせいか、就寝しようとしたら、肩の筋肉が攣っちゃって、寝るに寝れない時間を30分以上過ごしましたです。

それにしても、なんとか体重を50キロ台に戻さんことには、お腹周りがややこしい。若いおねーちゃんに「おぢさまぁ~ス・テ・キ、ウッフン!!」と言われるのを目指しておるゆえ、お腹がたるんだり、ぽっこりなどは、けっして許されんことになっておる。ってことで、夏までに50キロ台に復活するどぉ!!

さて、今朝の読売新聞一面は、政府が「電気料金値上げ容認」だそうだ。ふざけては困りまする。いくら「リストラ徹底の上」とはいえ、いまだ、なんら解決のメドの立たない原発事故。この歴史的大事故の責任からなにから、丸きりはっきりしない状態じゃん。で、東電社員の給料2割削減だとか、舐めたこと言っておって、なにが電気料金の値上げじゃ。

はらわたが煮えくり返りまする。今回の原発事故、昨夜のNHKニュース9、作家・高村薫さんではないけれど、いまはまさに「国家存亡の危機」。しかも現状はというと、一進一退。いまこの段階でメルトダウンが起きたなら、チェルノブイリをはるかに上回る空前絶後の大事故となる可能性は、まだかなり大きい。

ニッポン国、ホントに滅びるやもしれませぬ。そんなレベルの大事故ゆえ、まずは、東電の資産を全て売却して、企業を解散し、それからどうする、って話だろう!! おバカなことを言ってはいけませぬ。いまここで、電気料金の値上げなど、泥棒に追い銭に等しいと申しておきましょう。

第2次大戦の敗戦以来の未曾有の危機という現実を踏まえて、「料金値上げ」とか申してるんだろうか? まずは東電の解散、役員の資産没収。この大事故の刑事責任の追求でござろう。

東電とグルになって、原発推進してきた大学教授や通産省も同罪でござる。これらを放置して、電気料金の値上げなど考えられませぬ。ふざけては困るんだけど、プンプン!!


きょうも更新遅れて、スマンこってす!!

2011年05月03日 | Weblog

ただいま午前11時50分、ようやく温かくなってきましたです。なんだか朝から寒いGWでござります。いつになったら、春らしくなるんだろ? きのうは夕方に札幌から戻りましたけど、中山峠は雪が積もっておりました。寒い、寒いゴールデンウイークなのでござります。

おとといは、雨の札幌で、震えながら叔父の納骨を終えましたです。びじょびじょに濡れて、よくもまぁ、風邪を引かなかったもんだと、我ながら関心いたしましたです。

で、きのう我が家に帰ってから、若くして亡くなられたご近所の方の葬儀へ。無宗教の「お別れ会」でござったけど、若いお方ゆえ、まことに辛い気持ちでござりました。ではありますが、旧友IとTさん弟さんが札幌から来ておったので、後ろ髪引かれる思いで、途中退席して家に戻りましたです。

若いお方の葬儀は、いつ出席してもしんどいです。残された親御さんや奥さんのことを考えると、胸が痛いのです。きょうはその気分が続いておって、気持ちが暗いのです。ってことで、きょうはこれまで。スマンこってす!!


小雨の五月でござる

2011年05月01日 | Weblog

午前6時の気温は、プラスの6度と温かでござる。小雨が降ってますけどね。きのう五月晴れなどと書いたけど、きのうはまだ4月でござった。なに考えてんだか、考えてないんだか。気づかぬうちにボケが進行中やもしれませんなぁ…

写真は、お隣の桜でござる。まだ、つぼみじゃ。いつ咲くんだろ?きのうは、昼前から、旧友Mと中学同期のY一家を引き連れて、ニセコのあちこちを観光して回りましたです。いつもは静かなご当地ではありますが、さすがゴールデンウイーク。行きかうクルマも人も、多いこと多いこと。

「人に酔う」とか申しますけど、まさにそれ。人気スポット、「ミルク工房」あたりは、駐車スペースもままならないほど。3月に新規開店したレストランは、待ってる人数に口あんぐりでござった。

並ぶなんてことは大嫌いなおぢたち一行は、別のお食事どころへ。で、「シークレットレストラン・KAME」で昼食。その前には、皮細工の「FUN FAN]へもお連れしたり、うんまいチーズのお店「ニセコフロマージュ」などへも行きましたです。

で、最後は温泉をご案内して、夜はというと、またまた彼らと呑んじゃいましたです。どうにもここんとこ呑み過ぎでござる。おかげさんで、体重が増えておる。ベスト体重は58キロでござるけど、ついに60キロチョーとなって、ビクビクしておる。

週3回のジム通いで筋肉はあちこちに付いてきておるけれど、この一週間で、お腹にぜい肉も付いてきておる。困ったねぇ。目指すところは筋肉あっても、そこそこスリムでステキな「おじさま」だけど、見通しに陰りが出ておりまする。困ったねぇ。

さて、きょうはこれから札幌でござる。昨年亡くなった叔父の納骨でござる。ってことで、きょうはこれまでじゃ!! スマンねぇ…