寝坊いたしました。
午前7時半の気温はマイナス10度と、毎日毎日、寒い朝なのでござる。
さすがに疲れてまいりました。
さて、
政府は今の景気回復が戦後最長になったとみられると発表したけど、NHKの世論調査によると、その実感は以下のようだったという。
景気回復を「実感している」が8%、「実感していない」が66%、「どちらともいえない」が20%。
だよねぇ~ まことにごもっとも!! って話なのです。
景気回復を実感しておるという人、わずか8%が現実ですわ。
ほぼ7割の国民に景気回復の実感がない。
「景気回復は戦後最長」といわれても国民としては単なる「大本営発表」
「統計」になにか問題あるんでないの???
安倍官邸の意向を文字通り忖度して、エンピツ舐め舐めした数字が、「戦後最長の景気回復」ではないのかね?
どうにもこうにも安倍政権のいうこと、さっぱり信用することができません。
過日、自民党大会で安倍総理は「悪夢のような民主党政権」と申したそうな。
ここは、そっくりそのまま「悪夢のような安倍政権」と申しておきましょう。
確かに民主党政権は自民党にとって悪夢だったかしらん。
一方安倍政権はというと「安保法」で集団的自衛権の行使を容認、「特定機密保護法」「共謀罪法」ですっかりニッポンは監視社会だ。
安倍政権、悪夢を通り越して、薄気味悪さは天下一品なのだ。
第一、衆参で過半数を軽く超える議席を持つ大政党のトップが、そんな余計なことを言う器量の無さに呆れるのです。
ようするに安倍晋三さんには品性ってもんがない。
経験不足のまま成り上がった力士を一ひねりして、これを悪夢呼ばわりする横綱、どうなのよ???
さらに、この党大会ではこうも述べたという。
「都道府県の6割以上が新規隊員募集への協力を拒否している」
この発言、自衛隊員の適齢者の氏名や住所を記載した「名簿の提供」を念頭に置いているらしい。
個人情報をうんぬんしておる時代に、本人の了解を得ずに「名簿の提供」はどうなのよ???
確かに自衛隊法では「自治体が自衛官募集に関する事務の一部を行う」と規定しておる。
だけど、「名簿の提供は義務」とは書いてはおらん。
憲法上も「情報提供は自治体の義務とはいえない」と学者も指摘しておる。
これをもってして、協力を拒否って、どうよ???
個人情報の取り扱いを重要視しておる時代に、自治体に対して、個人情報を提供しないから「自衛隊への協力を拒否」とはなんじゃらほい!!
安倍政権が自衛隊の海外派遣を容認してからというもの、自衛隊員への応募は減っておる。
当たり前だ。
親にしてみれば、我が子がほかの国の戦争に駆り出されるかも知らんようになったいまの自衛隊に入れたいわけがない。
これまでより、「他国の戦争で犠牲」になる可能性が高くなったわけだから当たり前なのだ。
いま積極的に自衛隊員にさせたい親がどこにいる。
自衛隊への応募を減らしたのは、海外派遣を容認した安倍さんご本人ではないのかね!!
本末転倒とはこのことだ、とおぢは思うけど、世間の皆さんはどうよそのあたり?