おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

転移はわずかで「ホッ」といたしました!

2019年12月13日 | Weblog

午前5時の気温はマイナス5度、風が舞っています。

積雪はざっと10センチほどでしょうか?

きのうから吹雪模様ですので、あちこちに吹きだまりができておるのでしょう。

予報によると、お天気はきょう日中も雪で、夜は吹雪くそうだ。 

そんな大荒れのお天気の中、おぢとハニーさんは車を駆って札幌の渓仁会病院へ。

ハニーさんはきのう入院したのです。

まずは先日のPETの結果について、担当の女医さんから説明がありました。

悪性リンパ腫は「のどに発症していて、そのそばのところに1か所転移がある」とのことでした。

リンパのガンですから、あちこちに転移しているのではないか、そこが心配で心配で、ドキドキしておりましたが、最悪の展開だけはなんとか避けられた。

二人で手を握り合って、喜びました。

とはいえ、「初期段階」とは言えず、そこから1歩進んだ段階なのですから、手放しで喜べるものでもありません。

きょうからは、抗がん剤による治療が始まります。

以前、ガン患者だった若いアスリートが「吐き気がしても、必死で食べて、吐きだすことはなかった」と、回復後にテレビのインタビューに答えておりました。

とにかく食べて、体力を維持しながら、辛い抗がん剤治療に耐えたそうです。

ハニーさんも一緒にこの番組を観た記憶があります。

20代とは違いますから、あまり無理はさせられませんけど、とにかくゆっくりであっても、「食事は完食」を目指すよう、ふたりで話し合いました。

あとは感染症や院内感染を防ぐため「50枚入りのマスク」を持っていきました。

起床中も就寝時もマスクをしてもらい、毎日1枚を使い捨てすることに。

リハビリ担当の方もやってきており、体調次第ではリハビリ室でヨガができるかもしれません。

抗がん剤とともに、可能な限り清潔を維持して免疫力もアップして、頑張ってもらうことにしております。

人生3つの坂があるといいます。

「上り坂、下り坂、そして『まさか』」です。

野菜が大好きで、「まるごとニンニク」を毎日納豆と食べ、一緒にズンバやヨガを続けてきたハニーさんが悪性リンパ腫という「まさか」です。

一筋縄でいかないのが人生ってことのようです。

あっ!! ただいま、洗濯が終わったようなので、干してまいります。

…いつもより少ない量ですので、ちゃっちゃたと干し終わりました。

ついでながら、いまのうちにハニーさんの掛布団や毛布も洗ってしまいます。

室内干しで湿度を上げる効果も狙うのだ。

戻った時に清潔な寝具に寝せてやりたいとも思います。

…ってこれから朝ご飯の支度にも取り掛からねばなりませぬ。

我が家は朝食がメインですから、ガンバります!!

さて、

賃金について、元大蔵省の官僚で、一橋大、東大の教授を経て、現在は一橋大学名誉教授の野口悠起雄がこう書いておる。

ダイヤモンドオンラインの「賃金が上がらない国になった、日本を待ち受ける『修羅場』」だ。

野口さんは、

アベノミクスが始まった2013年以降、法人企業の従業員1人当たり付加価値は順調に増加した。とりわけ規模の大きな企業で、この傾向は顕著だった」

しかし、この間に賃金はほとんど上がっておらず、増加した付加価値はほとんど企業の利益に回された」

それは、大企業で非正規従業者が増えているから」だそうな。

記事は、大企業と中企業で非正規雇用がいかに増えているか詳細に分析しております。

詳しくは読んでいただきたいけど、「小企業から大中企業への就業者の移動があり、また、新しく非正規になった人が大中企業に雇われたから」だそうな。

ようは賃金が上がらないのは、「非正規が大量に増えたため」だというのだ。

「大中企業で増加した従業員250万人のうち、205万人が非正規従業員だったことになる」

「つまり、増加した従業員の約82%が非正規従業員だった」そうだ。

そして、「正規従業員の非正規化」までもが進行するかもしれないとまでいうからびっくりだ。

言ってみれば日本の「完全雇用システムの崩壊」ともいえる。

そうなると、「韓国の賃金水準はすでに日本の4分の3程度になっており、最低賃金は韓国のほうが高い」ことにもなっておるとか。

なので「「外国人労働者の枠を広げても、労働者が来ない」といったことまで考えられるというから驚きます。

やっぱ、令和の「所得倍増計画」が必要なのだ!! と申しておきましょう。

ついでながら、

しつこく「桜を見る会」です。

3日放送の羽鳥モーニングショーでは、1957年に開催された岸内閣の「桜を見る会」招待者名簿が「永久保存の公文書」として保管され、1749人の実名が載っていることを紹介しておりました。

岸信介さんといえば、言わずと知れた安倍晋三さんのお爺さんだ。

じーさんは「桜を見る会」の名簿をしっかり永久保存しておったのです

そういう文書だった。

このことは8日のTBSテレビ「サンデーモーニング」でも「1956年と57年の桜を見る会の写真を2年分の招待者名簿は国立公文書館に保管され、名前と肩書は公開されており、保存期間は永久となっていた」ことをしっかり伝えておる。

菅官房長官よぉ、なにが「個人情報だ!!」

名簿はちゃんと国立公文書館に永久保存され、しかもしっかり「一般公開」されておるわけで、どこが個人情報だ。

安倍さんはじーさんの爪の垢でも煎じて飲むのがよろしい。


奇怪!!「チーム安倍」は試合のルールを勝手に変えてプレーする

2019年12月12日 | Weblog

午前7時を回りました。

曇りのお天気で、先ほどまで小雨がパラついておりました。

風もあります。

何だか荒れ模様のお天気ですが、大気の状態が不安定だそうな。

予報によると「雨のち雪のお天気、ところにより雷を伴う」そうだ。

さて、

安倍さんですわ。

衆院解散・総選挙について9日の記者会見では「ちゅうちょはない」と踏み込んだ姿勢をみせております。

任期が残り少ないので、求心力を維持して念願の「憲法改正」目指したいところなのでしょう。

あれもこれも、なにひとつ成果のない政権ですから、最後になんとか念願をかなえたいところですが、この卑怯で嘘つきの男の手では、決してそんなもんは許さんと思うおぢでござる。

きのうの羽鳥モーニングショーが伝えておりますがおととい安倍内閣は閣議で反社会的勢力についてこう定義した。

「反社会的勢力については、その形態が多様であり、また、その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであることから、統一的に定義することは困難であると考えている」

書いてあることはごく一般的なのことのように見えるのですが、そこは官僚文学で実際には「反社は定義が困難」と申しておるという。

反社会勢力について、よっぽどやましいところがあるんでしょう。

そもそも反社会的勢力については国語辞典にも書いてある。

小学館の「日本全百科全書」には「暴力や威力、あるいは詐欺的な手法を駆使し、不当な要求行為により、経済的利益を追求する集団や個人の総称」とある。

なぜかというと、法務省が2007年に示した「企業が反社会勢力による被害を防止するための指針」にあるからだ。

そこにはこう書かれておるという。

「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人である」

まことに分かりやすいではないのかい。

「暴力と威力で経済的利益を追求する皆さん」ってことだもん。

ところが菅官房長官は先月27日「反社会的勢力について定義が定まっているわけではない」とのたまった。

いやいや、法務省が2007年に定めたでしょう!! って話になる。

そこで、「反社は定義が困難」と閣議決定したのだから呆れます。

野球の試合中に、自分に都合よくルール変更するようなもんだ。

こんな人々を人間として信用することなど、おぢには到底できません。

ましてや「権力者を縛るための憲法の改正」を自ら言い出しておるわけで、もはやキチガイ沙汰でござる。

きのうも書いたけど、この国の喫緊の課題は「大幅な賃金上昇でデフレから脱却して国民を豊かにする」ことに尽きる。

ルールを平気で、しかも勝手に変えてしまうような「恥知らずなチーム」に、この国の将来は任せられないのだと申しておきましょう。



再び「所得倍増計画」でニッポンを元気にする政党、出てこいやぁ!!

2019年12月11日 | Weblog

まもなく午前5時半になります。

気温は零度と温かく、雪がどんどこ融けてます。

写真はお隣の喜茂別町から撮影した羊蹄山。

やっぱきれいでござる!!

さて、
 
おぢはこの国がドンドン貧しくなっていくのを大いに憂いております。
上記グラフは過日も掲載しましたがOECD(パリにある国際機関)のデータによる賃金の国際比較です。
 
1997年を100として、OECD加盟国の一部の賃金を比較したものだ。
 
これによるとスウェーデンはこの20年で100から138に約4割賃金が上昇した。
 
ほかにもオーストラリアやフランス、イギリス、ドイツ、アメリカは軒並み賃金が上昇しておる。
 
ニッポンを除く先進国は、最低でも15%賃金が上昇した。
 
ようは先進国の賃金はどこも上昇しておる中、ニッポンだけがいまだに1997年に届いていないどころか依然として右肩下がりなのだ。
 
1997年とはニッポンがサッカーW杯に初出場しており、消費税が5%になった年でもある。
 
そして経済が大転換したのは翌98年、可処分所得がこの年から低下が始まり、そこから延々と右肩下がりなのだ。
 
酷い話じゃないですか!!
 
ようするに先進国と言われている国は、どこも賃金が増えているのにニッポンだけが取り残されている。
 
これって「失政」ではないかとおぢは思うのです。
 
そして、経済の専門家が言うには、デフレがさっぱりインフレにならないのも「賃金が上昇しない」ためだという。
 
それなら賃金上げる政策をすればいいジャンって話なのだ。
 
グラフで賃金上昇4位のイギリスは、最低賃金を約20年かけて政策として2倍にした。
 
これでひとり当たりのGDPが上昇に転じたのです。

結果、「最低賃金を上昇させることは国益に沿う」と保守派にも認知されてきたという。

だから、いまのニッポンに必要なのは賃金上昇なのだ。

すでに先進国でもないという我が愛すべきニッポン国を立て直すには「第2の所得倍増計画」が必要だ。

ニッポンの大企業は空前の利益を上げているというけど、それが賃金としてさっぱり国民には還元されておりません。

おかげで物は売れず、デフレは続き、ニッポン国は日ごとに貧しくなっていく。

ノーベル賞を受賞した吉野彰さんは「減り続ける基礎研究費」を憂いております。

この先、ニッポンからノーベル賞受賞者が出てくる可能性が無くなる方向なのです。

無用なイージスアシュアなんぞにカネかけてる場合ではないのです。

ニッポンを豊かにする方向にカネを使い、基礎研究にカネを使い、賃金を上昇させて国民を豊かにする。

これこそ政治の目的ではないのかね?

これを掲げてくれる政党があれば、おぢは立憲民主党だろうが共産党だろうが、あえていうけど自民党だろうが、どこでも投票する。
 
経済的には似たりゴンベの韓国を敵に回して「目くそ鼻くそ」ではどもこもならん。
 
格差社会が進行する中、令和の「所得倍増計画」で「ニッポンは第2経済復興」を目指していただきたいと思うけど、どうよそのあたり???


 

PET検査してまいりました

2019年12月10日 | Weblog

まもなく午前5時半になります。

気温は零度と温かだ。

そんなきのうは札幌へ行ってまいりました。

写真は札幌へ向かう途中、中山峠の山頂から撮った羊蹄山です。

美しかった…

札幌での目的はハニーさんの「PET検査」なのでした。

PET検査とは体内のガン細胞に目印をつけるものだそうです。

おぢも結婚したての2008年に一度受診したことがある。

大きなドーナツのような機械の穴にベッドがあって、そこに横たわる。

CTとかMRIとかと似たりゴンベなのだ。

長い時間機械の中に入っておるので、気の弱いおぢなんぞ、不安な気分にもなった。

その間、機械は「輪切りのわたし」を撮ったり、ガンがないかどうか体中の写真を撮る。

一方ハニーさんはというと、「20分ほどだったけど、いびきかいて寝てしまった」とか。

転移の可能性を調べる検査ですから、おぢならビビリにビビッてあたふたするところ。

そこで寝てしまったというから、女性というのは肝が据わっておる。

おぢを安心させようと、冗談かました感じもないので、たぶんホントに寝てしまったのでしょう。

女性とは凄いものなのだと、しみじみいたしました。

また、つい先ほど起床したハニーさん、「痛くもかゆくもないし、元気だし、わたってホントに病気?」と言った。

まもなく入院して抗がん剤治療が待っておるわけですが、おぢから見ても痩せたわけでも元気がないわけでもなく、不思議な気がしております。

そんなことで、これは早期発見なのかとおぢの期待も高い。

もし、読者の皆さまに痛くもかゆくもない「できもの」ができたなら、これは相当怪しいものだと思った方がよろしい。

しつこいようですが、すぐさま病院に行くことをお勧めいたします!!

 


「お笑い」は、そもそも庶民のはけ口、おバカな政治を嗤うもの

2019年12月09日 | Weblog

ちょうど午前5時半になりました。

気温はなんとマイナス13度、この冬一番の冷え込みだ。

昨夜は午後9時半には就寝し、今朝は午前4時に一度目が覚めた。

トイレに行って、ストーブに火を入れて二度寝。

そこからはうとうとしただけでした。

きのう夕方に町内の温泉に行ってしっかり温まり、サウナにも入ってナチュラルキラー細胞は活性化したでしょうから、体調もよろしいことになってます???

いずれにせよ、温泉でもお風呂でも、体を温めるのは大切だ。

シャワーではダメだそうですので、冬は特にしっかりお湯につかって体を温めましょうね。

って、あこれこれ健康に気を使ってきたのに、ハニーさんが突然あんな病気に罹るとは…

おぢにはその原因について、想像がつきません。

とはいえ、本人も「私って病気?」というほどで、いまんとこ元気ですから、そこはホッとしておりますけどね。

そんなきのうもハニーさんのお友だちがお見舞いに来てくれた。

うだうだ楽しく雑談して帰ったのですが、帰り際に履いてる靴が素敵だった。

BOGS(ボグス)のスノーブーツというのだそうな。

アメリカのメーカーで「氷点下15度でも保湿を維持できる特殊素材」「汗を排出し、乾燥した足を維持して細菌の繁殖を防ぐ」とか。

ハニーさんのクリスマスプレゼントに困っていたので、さっそくネット購入いたしましたです。

少々お高いですけど「足元を見られる」とも申しますから、貧乏なりに我が家では靴には気を使っておる。

そんなこんなのきのうは、家の周りの除雪作業をする予定でしたが、吹雪だったのでこちらは中止。

この先、お天気をうかがいながら、下地作りをすることになります。

写真は今朝7時半のニセコアンヌプリ。

朝焼けに染まって美しい。

スキーには行きたいけど、ままならぬ今日この頃のおぢでござる。

さて、

きのうのフジテレビ「THE MANZAI 2019」をちょいとだけ拝見いたしました。

いまや朝のNHKでMCを務める博多華丸大吉は「ハナちゃんに叱られる!」って、ようは「チコちゃんに叱られる」をパロッたのですが、力は入っておりましたけど、不発だった。

我が北海道が誇る「タカアンドトシ」も出場されました。

いやぁ~やっぱ面白い!!

いまや中堅ベテランではありますが、おぢの大好きな北海道ローカル番組「ジンギス談」などなど、ほぼほぼ本業でないところでご活躍だ。

ですが、「欧米か!?」で一世を風靡したかつての勢いそのまま、大笑いさせていただきました。

そして特筆すべきはウーマンラッシュアワーだ。

内容はそう面白いもんではありませんでしたが、「原発」というタブーに挑戦したところを高く評価いたします。

そもそも江戸の昔からお笑いは庶民が「うさを晴らすもの」

「権力を嗤う」ものでもあります。

あの日テレ「笑点」でも、チクリ世相を批判しますけど、あれこそお笑いの原点。

亡くなった桂歌丸さんも、「時事ネタは扱います」と申しておった。

今回のウーマンラッシュアワーはこの国ではタブー扱いとなっている「原発」を数十回にわたって大連発した。

さしたる面白味はなかったものの、タブーを打ち破ろうという気概とエネルギーは大いに感じたのでした。

なんだかんだいいつつ、すっかり時代遅れの遺物ですし、建設コストに至っては再生可能エネルギーの4倍と「原発はコストが安い」という幻想も木端微塵に打ち砕かれた。

しかも、福島の問題は何一つ解決せず、地中に染み込む放射性物質だって、溜まりに溜まった汚染水は行き場もないからどもこもならん。

そして全国各地の原発から排出される「核のごみ」も行き場すらないという「トイレのないマンション」が原発だ。

こんなもんをタブー視するのは、原発に群がる皆さんが権力とつながり、巨額な権益、ようはカネとも大いにつながるからだ。

建設コストは福島の事故以来うなぎのぼりで、アベノミクスの「成長戦略」とし海外輸出も試みたけど、すべて頓挫した。

ようするに原発輸出計画は“総崩れ”なのだ。

官民一体となって原発輸出の実現へと怒涛の如く疾走したけど、完全にアジャパーだったのだ。

そんなろくでもない「原発」をタブー視してどうする!! って話だと思う。

タブーに挑戦するウーマン村本さん、仮に野党が政権とっても、バッサリその権力を批判してほしいと思うおぢなのでした。

頑張れ村本と申しておきましょう。


予想されたとはいえ、消費が5.1%も落ち込むとは…

2019年12月08日 | Weblog

午前5時40分です。

気温はマイナス8度でチラチラ雪が降ってます。

夜明けまでまだしばらく時間がかる。

今年の冬至は12月22日だそうな。

まだまだ日が短くなるとおもうと、あれやこれやで気分が落ち込むニセコのおぢなのでした。

ご心配をおかけしておりますハニーさんですが、ちょっとばかり疲れやすいものの、いつも通り元気です。

気の弱いおぢにとって、そこが唯一の救いなのだ。

仕事も一段落したので、きょうは朝から家の周りの除雪というか、下地づくりに勤しむことになります。

下地がしっかりできていないと、春まで続く除雪がスムーズにいかず、大きな除雪機がズブズブ埋まってしまうことになりかねん。

シーズン初めの大事な仕事なのだ。

写真はきのうの晴れ間に撮影したもの。

雪と山とニャンコさま、ピシッと決まっておるねぇ~

ご当地では冬は「猫はこたつ」と決まっておるわけでもないのよ、ニャン!!

さて、

総務省が6日発表した10月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は27万9671円で、物価変動を除いた実質では前年同月比5.1%減となったそうだ。

2014年4月、5%から8%に引き上げたときは4.6%減だったから、それより大きな落ち込みとなる。

増税して景気が上向くわけなどまるきりないわけですから、当然と言えば当然だ。

今回の増税は、分かりやすいことに1000円の物を買うには1100円が必要ってことで、痛みがチクンとくる。

1000円だからいいようなもんで10万円だと1万円だし、100万円だと10万円なのだから、そりゃ消費が落ち込むのは当たり前田のクラッカー。

安倍さんは今年の年頭にこう申しておる。

「日本列島の津々浦々に景気回復の暖かい風が吹いている」

今年の正月には、瞬間最大風速でも記録したのでしょう。

増税後のただいま12月は、全国津々浦々に「大寒波」が押し寄せておる。

回復の兆しはみえません。

「キャッシュレス還元」って、なんか意味あった???

しかも増税した10月から「9か月間の限定」だから、効果も限定的だと思いますけど…

それよりなにより「口あんぐり」の本が話題だそうな。

著者は平成おじさんこと「菅義偉官房長官」だ。

毎日新聞電子版によると、話題の本は菅さんがお書きになったという「政治家の覚悟 官僚を動かせ」だ。

この中にはこう書かれているというから大笑い。

「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」

「(議事録の)作成を怠ったことは国民への背信行為」

旧民主党政権が東日本大震災に対応する会議の大半で議事録を残していなかったとして、政府の記録の大切さを訴える部分があって、上記のようになったそうだ。

菅さんは会見でこう申しておる。

「招待者名簿は廃棄」

「名簿のバックアップデータは保存期間を過ぎ復元できない」

事あるごとに「悪夢の民主党政権」というけど、菅さんてば、やってることは民主党とクリソツじゃん!!

ここは「悪夢の自民党政権」としておきましょう。

またこれを世間では「目くそ鼻くそを嗤う」とも申します。

旧民主党が目くそなら、自民党も輪をかけた鼻くそだ。

「♪ブーメラン、ブーメラン」と歌ったのは故西城秀樹さんの「ブーメランストリート」

政治家の皆さん、言葉だけで仕事しているというのに、その言葉がいかにも軽い。

国民こぞって、舐められたもんですニャン!!


病名は「悪性リンパ腫」です

2019年12月07日 | Weblog

当ブログ、不定期更新になって、数少ない読者の皆さんに申し訳ない気持ちでおります。

いましばらく、ご容赦ください。

そんな豪雪のニセコ、今朝午前5時の気温はマイナス9度。

雪はというと、たくさん積もってます。

デッキをはじめ、屋根の下などなど除雪をしないと家が埋もれてしまうそうです。

そんな中ではありますが、

ハニーさんこと、おぢの奥さんの病気についてです。

本人が病名を「公表したい」とのことで、標記のように「悪性リンパ腫」にり患したことを皆さんにご報告いたします。

自分の経験を「ほかの人にも役立てたい」とのハニーさんの想いです。

ハニーさんがのどの扁桃腺のあたりに違和感を感じたのは2か月半ほど前のこと。

のどの右側に直径1センチほどのできものを朝の歯みがきの際に発見したのです。

以前もいまも、これによる痛みはありません。

88歳になる元気な義母は「痛くないって言ってるから、なんだか心配していたんだぁ」と申しておりました。

ご近所の方で痛みがないと言っていた方が、やはりガンだった記憶があったためだと言います。

「痛くないできもの」は危険、要注意なのです。

このできものが徐々に大きくなり、家庭医にも行きましたが、この段階では何とも判断がつきません。

その後、詳しく調べてもらおうと、札幌手稲区の渓仁会病院を訪れ、組織を取って検査した結果「悪性リンパ腫」と診断されたのでした。

検査結果が出るまでの2週間、ふたりとも穏やかな心境ではありませんでした。

病院からの電話は夕方に来ました。

「リンパ腫です。11月〇日にこちらに来てください」とのこと。

その夜は、頭の中で様々な想いがぐるぐる沸き起こり、ふたりともまんじりともしないまま朝を迎えたのでした。

これでは拙いと、その日の午前中に家庭医を訪れ、夜眠れるようにと「抗うつ剤」を処方していただきました。

とにもかくにも十分な睡眠がとれないのでは、回復どころではないと判断したのです。

この薬のおかげで、ふたりともいまは十分に睡眠が確保されています。

今朝もおぢは7時間しっかり爆睡いたしました。

おかげで、心のバランスもなんとか取れている感じがいたします。

〇日、渓仁会病院を訪れ、担当の女医さんから詳しく説明を受けました。

おぢは録音用にICレコーダーを持参しましたが「病院内での録音・写真は禁止です」と言い渡されました。

警察の取り調べも「可視化」時代ですから、録音ぐらいよさそうなもんですが、ただちにあきらめました。

担当医師と良好な関係が築かれないのでは、治療もおぼつかないとの判断です。

その代わりと言ってはなんですが、お医者さんは上記写真の「悪性リンパ腫BOOK」を示し、20種類ほどあるという悪性リンパ腫のうち「非ホジキンリンパ腫」で比較的「ゆっくり」なタイプの「ろ胞性リンパ腫」と詳しく解説してくれました。

治療法については「化学療法」としていくつかの化学療法剤を組み合わせる「CHOP療法(チョップ療法)」

それと腫瘍細胞を殺して縮小させる「モノクロール抗体療法」の「リツキサン」で治療するとのことでした。

このあと歯科検診をしております。

歯周病などがあると治療に悪影響があるとのことでした。

看護師さんが「口を開けてください。何本残ってますかぁ?」と申しておりましたけど、ハニーさんは右の奥歯の親知らずが1本ないだけ。

歯は31本ありますし、歯ぐき1か所に深さ4ミリのポケットがあっただけ。

ほぼ完ぺきなのです。

朝晩の歯みがき、就寝前は歯周病予防の歯磨き粉、朝は歯を白くする歯磨き粉で、1回5分以上は磨いておるためです。

歯科での検査は、結果、歯石を取るだけでした。

実はきのうも病院を訪れております。

心臓のエコー検査、レントゲン、胃カメラ、骨髄検査もいたしました。

心配したのは骨髄の検査、骨組織を含む造血組織を採取するもの。

具体的には「腰にある腸骨に針を刺して、骨の中にある骨髄組織をとる検査」でたいそう痛いとされております。

針生検法(はりせいけんほう)だったとみられますが、何本か麻酔を注射したこともあったのか、女医さんの技術が高かったのか、「そう痛みは感じなかった」と話しておったので、おぢもホッといたしました。

そんなこんなの検査は、朝の8時半から始まり、おぢはこの間、札幌西区にある旧友Sの会社を訪れた。

そしたら「免疫力を高めれば薬はいらない!」「最後は免疫力があなたを救う!」など計4冊の免疫を強化する方策が書かれた本を用意してくれていた。

持つべきものは友人です。

もっともS曰く「この本に薬はいらないって書いてあるけど、それは無視していい」とも。

そりゃそうだ。

これからハニーさんは抗がん剤治療をするわけだもんね。

とはいえ、免疫力の向上、強化は自宅でできる有効な治療でもあるとおぢも考えておりました。

まずは以前から当ブログで書いておりますがNHK「ガッテン!」で紹介された「まるごとにんにくオイル」だ。

米国国立癌研究所は、ニンニクを抗ガン特性を持つ可能性のある野菜の一つとして認めているそうですから、若干ですが食べる量を増やすことに。

入院時にも持っていこうか考えておりますがそこは医師とのご相談になる。

ハニーさんの便秘予防にも効果が確認されつつある「強力わかもと」もお医者と相談して、ベッドの横にと考えております。

また、先日も書きましたが、就寝前に約1時間ふたりでヨガをしております。

これも免疫力を高めるのは効果がありそうです。

ヨガは深い呼吸をするという意味である種の「呼吸法」とも言われております。

深い呼吸も免疫力を高めるそうです。

おぢの場合は、ヨガだけで肩こりがほぼ解消しております。

きのうは札幌までの往復約200キロを走りましたが、これまでなら、かなりひどい肩こりになってますが、就寝前のヨガが効果を発揮しておるようだ。

あとは温泉に浸かって体温を上げるとか、最近ではサウナもNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を増やすのに効果的だそうですからサウナにも。

そんなこんな、ありとあらゆる手を尽くして、病気に打ち勝つのだと、ふたりして気合を入れています。

そこれもこれも「抗うつ剤」で良好な睡眠が確保されているため。

幸いハニーさんは「少々疲れやすい」程度ですので、おぢも少しは気が楽だ。

当ブログを見て、あちこちから励ましの電話やメール、中には我が家にお訪ねいただいた方も複数いる。

皆さんの声援を受けて、ハニーさんは来週半ばから2週間の抗がん剤治療で入院をいたします。

我が家を突然襲ったこの困難ですが、なんとしてもはねのける所存です。

応援よろしくお願いいたします。



寛解を目指して夫婦で闘い抜く!!

2019年12月04日 | Weblog

ちょうど午前6時です。

気温はマイナス10度で吹雪模様、きのうからの大荒れのお天気が今日も続いております。

そんな猛吹雪の中、おぢとハニーさんは札幌市手稲区にあります渓仁会病院へ。

ハニーさんの病気は残念ながら悪性のものと分かりました。

具体的な病名は避けますが、今後さらに検査して、抗がん剤治療を受けることになります。

ショックでしたが、先日来、家庭医に抗うつ剤を処方してもらってますので、ハニーさんは夜も十分に睡眠が取れております。

気の弱いおぢも薬に頼って睡眠を確保しております。

今後、寛解を目指すわけですが、まずは、ふたりして風邪をひかないようにする。

外出時はマスクを着用し、帰宅後は綿密な手洗い、うがいをして万全を期す、ことなど二人で決めました。

ほかにも免疫力を高める方策も、現在の「まるごとニンニクオイル」「ヨガ」以外にもあるのか模索中です。

降ってわいた災難ですが、「出来ることはなんでもする」「利用できるものは何でも使う」気持ちです。

15歳もおぢより若く、コロコロ笑う裏表のない心優しい人なのです。

「そんなハニーさんがなぜだ!」と言いたいところですが、ここはもう前向きに、全力で闘って勝ちに行く所存です。

きのうも時おりホワイトアウトする猛吹雪の中、路外に転落した複数の車を横目に無事帰宅いたしました。

慎重に、大胆に、全力で、この困難に打ち勝ちます。

読者の皆さんの応援もよろしくお願いいたします!!

 


この先、不定期の更新になりますので、ご勘弁を

2019年12月02日 | Weblog

午前5時半です。

気温はマイナス1度ですから温かい。

デッキが濡れておるようで、昨夜から今朝にかけて雨も降った。

いまは穏やなお天気ですが、予報によるとこれから雪で、その後は雨になるという。

日中の最高気温はプラス6度にもなる。

変なお天気です。

あすは吹雪だそうな。

実は、ハニーさんが大病にり患していることがわかりました。

正直、ブログなど書いている精神的な余裕がありません。

なので、しばらく更新できません。

おぢの奥さんを応援してください。

読者の皆さま、申し訳ありません。


きょうは心と体を支える「運動」のお勧めで~す!!

2019年12月01日 | Weblog

きのうは当ブログの更新をいたしませんで、失礼をいたしました。

あれこれ書きたいこともあるのですが、逡巡しておるうちに「ま、いっか!?」ってことで止めました。

スマンことです。

そんな12月1日、ただいまの時間は午前5時20分。

気温はマイナス8度、雪も降っておりませんから冷え込みも厳しいようです。

体が寒さに慣れておりませんから、少々しんどいことになってます。

ここんとこ、

就寝前にヨガをしております。

これまでコーチに教わったことをふたりで40~50分しておるのです。

素人で、鏡もないのでどんな姿勢なのかよくわかっておりませぬが、これが何とも気持ちがいい。

うっすらと汗をかいて、しばらくしてから就寝しております。

おぢの場合、去年の冬から春にかけて、左の肩が痛かった。

就寝中に痛くて目が覚めたこともある。

マッサージもお願いしたけど、良化しませんでした。

それがヨガを始めてからというもの、すっかり痛みが無くなっておる。

いわゆる「四十肩、五十肩」だったとみられます。

個人的な感想ですけど、これってたぶん「筋肉の衰え」

でもってヨガを始めてから、これがずんずん良化し、いまでは痛みはすっかり消えてしまいました。

つまりはヨガの基本ポーズ「ダウンドック」で筋力が付いてきたのだと思うのです。

このポーズ「犬が前足を踏ん張って、頭を地面につけるように伸びをする様子に似ている」ことからそう呼ばれるそうな。

以下はユーチューブ画像ですのでご参考まで。

https://www.youtube.com/watch?v=9_68OJEweqo 

この動作が最初のころ、左腕だけしっかり伸びなかった。

ようするに、体を支えるだけで左腕の筋肉が弱くてプルプル震えるありさま。

しかも腕が曲がってしまうのだからどもこもならん。

これがいまではシュッと腕が伸びるわけ。

こうなって、肩の痛みが消えてなくなりましたし、狭くなってきておった「肩の可動域」も元に戻りつつあります。

もちろん、依然として体の硬いおぢはダウンドックの姿勢で「かかとがつきません」

これも「継続は力」と思ってますから、植木等さん歌ったように「♪そのうちなんとか、なるだろお~」と思ってはおりますがね。

難しいポーズなど一切できないわけですが、いわゆる「遅筋(ちきん)」が鍛えられるのがヨガらしい。

一般的な腹筋や背筋などの筋トレは、「速筋(そっきん)」を鍛えるのですが、これは瞬発力はあるけどもスタミナのない筋肉だそうな。

いわばスプリンターの筋肉だ。

遅筋はというと「一定の力を長時間発揮する持久力があり疲れにくい筋肉」を指す。

スタミナのある筋肉だそうで、見た目はマッチョにはなりません。

そんなこんな、かつて30代前半までは、いわゆる運動オンチ。

体育の成績は5段階で1か2でした。

おかげさんでスキー以外ほとんど運動してこなかったおぢは、当時いわゆる「猫背」だった。

その後、30代半ばからジムに通い始め、50代半ばにご当地に移住して、ズンバのコーチやヨガのコーチに出会ってからというもの、ほぼほぼ猫背の面影が無くなった。

立ち姿も遠目には60代には見えないことになっておる。

なにより膝が痛いとか、腰が痛いとか、背中が痛いということが一切ない。

ついこの間まで、左肩が痛かったことはあったけどね。

運動を始めるきっかけは、「心の問題」だった。

秋になると落ち込むことが多く、いわゆる「うつ状態」にもなる。

仕事がうまくいかないと、これまた当然のことながら気持ちが落ち込む。

そこで酒を飲むわけですが、当時はたばこも吸っておったので、翌朝の体調はいいはずがない。

そんなとき、ジムで激しい運動したことがあって、そんとき、どよんとしていた気持ちがスカッと晴れたことがあった。

そこで自身の気持ちをコントロールするには「運動するのがいい」と初めてわかったわけ。

ですが、うつ状態ともいうべき心境になると、体なんぞを到底動かす気にはなれないわけですから、そこが困る。

でも運動すると結果として心の安定が図られると分かっったので、気持ちにムチ打って、ムリくりジムに行くことに。

この繰り返しで札幌で20年ジム通いをして、いまもズンバの教室に通い、ニセコのジムにも通っておるのです。

おぢの場合「心と体のバランス」を保つ方法が、たまたま「運動」だったということだ。

数少ない読者の皆さんは、そんなときどうしてる???