グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

フシグロのその後

2009年11月15日 | 植物
先日日記で書かせていただいたフシグロの種が割れました!
割れた瞬間を押さえられたら良かったのですが・・
それはさすがに奇跡的なタイミングでしか出来ませんよね・・^^;
種の割れ方・・・


それはそれは潔く、ぱっくりと二つに割れていますね!
この感じから想像するに、種は相当な勢いで弾かれるというよりは、真上に飛ばされ、そのあたりにばらまかれる、というイメージでしょうかね。



中はすでにぐちゃっとしていて分かりづらいですが、種の付く軸になるようなものがあって、そこから種達ははがれて飛んでいったようです。
(写真も見づらくてごめんなさいっ・・

ところで先日の日記では「この辺りにしか咲かないらしい」という事を書きましたが、数日前にふとしたタイミングで、山とは全く離れた海岸の歩道でフシグロと思われる植物を発見しました!

山のテッペンのほうから、海岸まで・・です!
あまり飛ばないようなイメージのあの種で、少しずつ、少しずつ進出して、いつの間にやらあんなに距離を伸ばしたのでしょうか?
それとも、誰かが挿木でもしたのでしょうか??

その中間の地域にも見つかるかどうか、少し観察を続けてみたいと思います。
今の時期ですと、このかわいいベージュのカップが容易に目に飛び込んでくるかもしれません!
見つけた方はぜひご一報ください

(友)
コメント
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