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マテバシイは、本州(関東地方より西の太平洋側)、四国、九州などに分布している常緑樹であちこちの学校や庭などに植えられているので、とてもよく目にする木です。6月ごろに花を咲かせ、その後、2~3㎝の長さの大きな団栗をつけます。面白いのはマテバシイの団栗は他の多くの団栗とは違って、帽子から離れて地面に落ちていることがほとんどです。
この団栗は、フライパンなどで煎るとおいしく食べられます。(他の物と間違えないように。生で食べてもおいしくないですよ)しかし、小型のスダジイの団栗は生で食べてもおいしいです。
人間だけでなく、動物たちも食料としています。(ネズミ類・リス類・熊・カケス他多数)
この団栗地面に落ちた後、新しい芽を出す為の大敵が乾燥だそうで、落ちたらすぐに土に埋めてやらないと発芽しないそうです。そこで疑問が、誰が埋めるの?今は、ネズミやリス達が冬の食料貯蔵であちらこちらに埋め、すべてを食べないで(埋めたところを忘れてしまうのか、節約して食べて居る内に春になり新しい食料があるのでもう古いのは用済みになってしまうのか)そこから発芽した。しかし、このシイの木の発生はねずみ・リスの発生よりもっと前になるので埋めてくれる動物はいなかったよ! ???なぞ
その頃は 乾燥に強かった?(と 私は勝手に結論づけてしまおう)好奇心から団栗を植えてみよう。春になったらかわいい芽ぶきが見られますでしょうか?(春に続く かも)
食べるだけではなく、錐で孔をあけ中身を出して団栗笛なども作れる
でも近くにクヌギのまん丸な団栗が無いので憧れる(欲しいだけなのですが)
団栗を食べる方はあくまでも自己責任で!(私のお腹は大丈夫でしたが人によっては弱い方も居るかもしれませんから)
(しま)