東海地方には、既に掲載したシデコブシやハナノキ、それにこのマメナシ、来月中旬には花が咲くヒトツバタゴといったこの地方に固有の希少な植物がいくつかある。何とか保護して、絶滅せずに残っていって欲しいものだ。
東海地方には、既に掲載したシデコブシやハナノキ、それにこのマメナシ、来月中旬には花が咲くヒトツバタゴといったこの地方に固有の希少な植物がいくつかある。何とか保護して、絶滅せずに残っていって欲しいものだ。
近くの小幡緑地公園に自生しているマメナシの花が咲き出した。マメナシは、別名「イヌナシ」とも言われるが、ナシの原種とされ、日本では愛知県と三重県にしか自生していない貴重な珍しい植物だ。池や湿地の周辺などに生えているが、生育地が減少して、残存する木の数が次第に減ってきているらしい。環境省レッドデータブックでは、“ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種”とされる「絶滅危惧IA類」に指定されており、小牧市や瀬戸市、その近隣の市町では天然記念物に指定して保護している。