「中将姫誓願桜」は、種ができても発芽しないそうで、今まで接ぎ木以外には全く子孫が残せなかったことから、同じような性質を持つ岐阜県本巣市の有名な「根尾の薄墨桜」の種と共に、宇宙ステーションの無重力環境下において発芽を試みようという実験が計画されているそうだ。
「中将姫誓願桜」は、種ができても発芽しないそうで、今まで接ぎ木以外には全く子孫が残せなかったことから、同じような性質を持つ岐阜県本巣市の有名な「根尾の薄墨桜」の種と共に、宇宙ステーションの無重力環境下において発芽を試みようという実験が計画されているそうだ。
「中将姫誓願桜」は、岐阜市大洞の願成寺の境内にある樹齢1200年の桜の古木である。平安時代中期に植えられたものだそうだ。ヤマザクラから変異した珍しい種類らしいが、花弁が20~30弁ある八重桜に似た新種の桜ということで、国の天然記念物に指定されている。
この桜の地元保存会のメンバーである友人のTさんからの情報により、昨日の午後、さっそく見に行ったのだが、満開時期はソメイヨシノより少し遅く、ちょうど今が見頃であった。