閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ヒバリ

2008-04-29 | 野鳥

小さな野鳥なので草むらにいると見難いが、レンゲ畑の傍でヒバリを見つけた。たぶんヒバリで間違いないと思う。頭部には特徴のある冠羽を付けており、漢字では「雲雀」と書くように、空高く飛びながら囀るという習性がある。身近にいる“春を告げる鳥”として親しまれているが、レンゲ畑の上空で囀っているヒバリは、のどかな“春の風物詩”の一つであろう。
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レンゲ (2)

2008-04-29 | 草花

今まで「レンゲ」というのが正しい名前だとばかり思っていたら、植物学上はマメ科ゲンゲ属の「ゲンゲ」というのが標準和名だそうだ。レンゲもレンゲソウも、一般名称として間違いではないそうだが、何処かの方言だと思っていた「ゲンゲ」の方が正式名称だとは知らなかった。原産地は中国だそうで、ハスの花(蓮華)に似ていることが名前の由来らしい。岐阜県の「県の花」である。
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レンゲ (1)

2008-04-29 | 農村風景

花の時期がもう終わり間近であったが、名古屋市の東隣にある尾張旭市でレンゲ畑を見つけた。今まで気が付かなかっただけかもしれないが、最近、名古屋近郊ではレンゲ畑をあまり見掛けなくなったような気がする。農地の宅地化が進み、残った田圃も休耕田が増えているので、昔のようなレンゲ畑はもう珍しくなっているのかもしれない。

レンゲは、昔から田圃の緑肥として窒素肥料の代用にしたり、家畜の飼料にも利用されていたので、あちこちの田圃でよく見られたのだが、田畑には化学肥料が使われ、農耕用の家畜もいなくなれば、レンゲ畑がなくなっていくのも、時代の流れとして当然なのであろう。
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