恵那市山岡町の岐阜県道405号沿いにある「釜屋の枝垂れ桜」である。樹齢は推定650年だそうだ。桜の下にあった案内板によれば、この県道は「中馬街道」と言われており、この街道を通った武士や旅人は「桜の下を通る時、あまりの美しさに再び振り返った」とか。当時からそれほど美しい桜だったようで、「誰れ言うとなく見返り美人ならぬ『見返りの桜』と呼ばれている」そうだ。撮る側のウデが悪いから眠たいような暈けた写真だが、確かに、実物は樹形が見事な素晴らしい枝垂れ桜だ。
恵那市山岡町の岐阜県道405号沿いにある「釜屋の枝垂れ桜」である。樹齢は推定650年だそうだ。桜の下にあった案内板によれば、この県道は「中馬街道」と言われており、この街道を通った武士や旅人は「桜の下を通る時、あまりの美しさに再び振り返った」とか。当時からそれほど美しい桜だったようで、「誰れ言うとなく見返り美人ならぬ『見返りの桜』と呼ばれている」そうだ。撮る側のウデが悪いから眠たいような暈けた写真だが、確かに、実物は樹形が見事な素晴らしい枝垂れ桜だ。
どうも上手くタイミングが合わず、この春は、快晴の青空をバックに咲く桜を撮れないままで、いまだ未練がましく山間の桜を追いかけている。1週間ほど前に奥矢作の桜を掲載したが、その続きで、同じ岐阜県恵那市内で咲いていた名前のある桜をいくつか載せておこう。但し、これらも青空の下の桜という訳にはいかなかった。
奥矢作湖から数キロ上流に行くと矢作川の支流の上村川があるが、上村川が国道418号と平行して流れるあたりに、上矢作町の「新田の桜」がある。「飛騨・美濃さくら三十三選」に選ばれており、恵那市の天然記念物にも指定されているそうだ。