ムラサキカタバミは庭先や植え込みなどでよく見掛ける。元々は江戸時代に観賞用として原産地の南アメリカから入ってきた帰化植物だそうだ。花の大きさは1~1.5cmくらいで、昼間の日光が当たっている時だけ開き、雨の日や曇っている時、晴れの日でも夕方からは閉じてしまうという性質がある。ムラサキカタバミは種ができないので、地中にある鱗茎で増えるそうだ。後から画像を見て判ったのだが、蕊の近くに褐色の小さなダニのようなものが付いていた。
ムラサキカタバミは庭先や植え込みなどでよく見掛ける。元々は江戸時代に観賞用として原産地の南アメリカから入ってきた帰化植物だそうだ。花の大きさは1~1.5cmくらいで、昼間の日光が当たっている時だけ開き、雨の日や曇っている時、晴れの日でも夕方からは閉じてしまうという性質がある。ムラサキカタバミは種ができないので、地中にある鱗茎で増えるそうだ。後から画像を見て判ったのだが、蕊の近くに褐色の小さなダニのようなものが付いていた。
ジシバリ
2008-04-27 | 草花
たぶんジシバリだと思うが、似たような花は多いので、自信はない。もしかしたらタビラコかもしれないが、葉をよく確認してこなかったので、まぁ、ここではジシバリとしておこう。この雑草も空き地や畑などでよく見掛けるが、枝から子株が出てきて、直ぐに地面を覆ってしまうほど繁殖力が旺盛で、“地面を縛っているように見える”ことから、ジシバリという名前になったそうだ。カキドオシもジシバリも、適当で変わった名前を付けられたものだと思う。ハイジシバリ(這い地縛り)とも言うようだが、キク科ニガナ属なのでイワニガナ(岩苦菜)という別名もある。花の大きさは1cmくらいだ。
カキドオシはシソ科の雑草で、全国の畑の畦や堤防などでよく見られる。茎は初めのうちは真っ直ぐ上に伸びるが、開花後は地上に倒れて蔓状になり、“垣根を通って”横に伸びていくことから、カキドオシという名前になったそうだ。この花も小さく、1.5cmくらいだろうか。株によっては、2~2.5cmくらいの大きな花を咲かせるものもあるようだ。
マツバウンランは、茎の長さは20~40cmくらいあるのに、太さは1mmあるかないかの細長いひょろっとした雑草だ。花の大きさも数ミリから1cmくらいしかなく、小さな青色ないしは薄紫色の可憐な花を咲かせている。花が大きいオオマツバウンランというのもあるらしい。
マツバウンランは、アメリカ原産の帰化植物で、河川敷や空き地、庭の片隅などに生える雑草だ。漢字では「松葉海蘭」と書くように蘭という字が付いているが、ラン科の仲間ではなく、ランのような花を咲かせるゴマノハグサ科のウンランの仲間で、葉が松葉のように細いことからマツバウンランとなったそうだ。
また身近な季節の花や虫、鳥などの“自然観察写真”に戻ってしまうが、庭や空き地の片隅で殆ど目に付かずにひっそりと咲いている雑草の小さな花をいくつか載せておこう。小さな花でも、レンズを通して拡大して見ると、時には面白い発見もある。
直径が2mmくらいしかない清楚な花だが、たぶんキュウリグサだと思う。普通に見られるい雑草で、かなり昔に外国から入ってきた帰化植物だそうだ。葉を揉むとキュウリの匂いがするというのでこの名前がついたそうだが、試してみたところ、“そう言うわれれば、そうかなぁ”という程度だった。花粉症がまだ続いている鼻だから、あまり当てにはならない。花は、肉眼では先ず見落とすくらい小さいので、何枚か撮ったが、上手く撮れたのはこれ1枚しかなかった。
「つどいの丘」のツツジは、いつも4月末から5月初めの連休が見頃のようなので、まだ少し早いかと思いながら、直ぐ隣の「昭和の森」に散歩に行ったついでに立ち寄ってみたら、今年はもうほぼ満開に近いくらいだった。周りの新緑と鮮やかなツツジのコントラストが素晴らしい。眠いような冴えない桜の画像ばかりが続いた後なので、眩しいくらいに鮮やかなツツジの枚数がつい増えてしまった。
桜の脇にある水田の水面に映る枝垂れ桜の姿が“絵”になるということで、「駒繋ぎの桜」は、写真愛好家の間ではあまりにも有名だ。山間の素朴な農村風景の中に立っている枝支えのない一本桜の古木は、なかなか見応えがある。そのために、桜の季節には、遠方から大勢の観光客が来るほどの観光名所にもなっている。有名になりすぎたためか、桜の脇にある水田には、桜の季節になると、早々と水を満たして準備をするという“演出”もされているようだ。