今回は初回加算をみるが、この加算算定の考えは介護認定後、はじめて介護サービスを利用するときは他の業務に比べて業務量が増大することを勘案しての加算であった。それ以降社会の動向の変化特に他の制度たとえば医療制度におきて退院時共同指導を算定し医療報酬を算定するなどの変化が生じている。
こうした変化をみるとき初回加算では対応できない部分が生じている。たとえば退院時に外部の医師、訪問看護師、薬剤師などが参加して退院後の療養を検討し、退院後の療養を確実に行う体制を整えたように、この退院後の療養を医療だけから支えることなくより確実に支え療養から立ち直れるよう支援していく体制として介護からの支えが不可欠といえる。この退院時指導は初回加算とは性格が異なり、初回加算とは異なる加算と設定する事態を生起しているので、介護保険においても退院時共同指導料の算定が求められる。
こうした変化をみるとき初回加算では対応できない部分が生じている。たとえば退院時に外部の医師、訪問看護師、薬剤師などが参加して退院後の療養を検討し、退院後の療養を確実に行う体制を整えたように、この退院後の療養を医療だけから支えることなくより確実に支え療養から立ち直れるよう支援していく体制として介護からの支えが不可欠といえる。この退院時指導は初回加算とは性格が異なり、初回加算とは異なる加算と設定する事態を生起しているので、介護保険においても退院時共同指導料の算定が求められる。