
今日、17日の午後10時頃に
高台寺の付近の住民から高台寺の境内と竹林が
燃えているとの119番通報。
ニュース映像で、
激しく立ち上る火炎の映像を見て
「えっえっえっやめろ。やめろ。やめてーくれ!」
と心で叫びながら手を握り締めていました。
何でこんな気持ちになったのか。
日本の文化財、京都の文化財を大切に思うような
カッコイイと言うか、立派な気持ちと言うよりも
昨年、高台寺を訪れて
その庭園の美しさであるとか、
実際のねねの御遺体が葬られている霊屋を
拝観させてもらったことで
私も高台寺に縁もゆかりもある人間の一人だと
勝手に思っていたからなんですよね。
私の師匠の仲山和輝氏は、
テレビの収録本番までに空き時間がある時には
必ずと言って良い位に
ロケ地やテレビ局内を少し散歩していました。
その理由を仲山曰く
「動物が自分のテリトリーに自分の臭いを付けて回るのと同じで
歩いて回ることで、他人のテリトリーを自分のテリトリーにすることが
出来て気持ちを落ち着けることが出来る。」とのこと。
それからすると
高台寺の火事のニュースに心がかなり揺れ動いたのは、
昨年訪問したことで自然と
自分のテリトリーの一部となっていたからと言えるかもしれません。
幸いにも、物置小屋と竹林の一部が燃えただけで
文化財には被害が無かったようですので
胸をなでおろしています。
近い内に、
平安神宮とか知恩院にも行こうと思っているので
その時に時間があるようなら高台寺の様子を
見に行くことになるかもしれません。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計