心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

星に恋をした女性

2019年12月26日 | 雑感・愚見

1781年に天王星を発見したイギリスの天文学者、

ウイリアム・ハーシェルの妹キャロライン・ハーシェルは、

生涯独身で兄の助手を務め、同時に自分も天文学を学び、

3つの星雲と8個の彗星を発見しました。

 

天王星は、太陽系の7番目の惑星で、

木星、土星についで三番目に大きい惑星で、

地球と並べてみると天王星の大きさが良く分かると思います。

 

地球と天王星

とても興味深いのが回転軸が天王星だけが

公転軸に対して自転軸が極端に横倒しに傾いているユニークな惑星で、

その原因については判明していないようです。

 

太陽系8つの惑星の公転軸に対しての自転軸

 

夜空に煌めく星々をぼんやりと眺めたり、

機会があった時に望遠鏡で一つ一つの星を覗いたりすることは

私も嫌いではありませんが、

人類が発見していない星をウォーリーを探せの如く

探すほどの興味とまではいきません。

 

天文学について知識がないから、その魅力を知るに至りませんし、

そこまでの魅力を感じないから知識も深まらないのでしょう。

 

妹のキャロライン・ハーシェルは、兄の影響なのか

宇宙の星の魅力にのめり込み、多くの功績を遺したようですが、

地上で輝く星に目がいかずに生涯独身でその生涯を閉じました。

 

人も色々、幸せも色々だなとつくづく思うのと同時に、

自分にはそこまで興味が無いことに

興味を持ってくれる人達がいてくれることで

その人達が生涯をかけて得た果実の一滴を

分け与えてもらえることは誠に有難いことだと思います。

 

人生、恋をすると世界に色が付きます。

なので若者には二つの恋を手にして欲しいと思うんですよね。

決して二股や愛人や不倫を奨励しているのではありません。

 

キャロライン・ハーシェルのように恋した一つのものを

両腕で抱きしめて持つことも素敵だとは思いますが、

素敵な人と出会い、素敵な恋愛をして、

左手と右手に二つの恋を持って抱きしめるのも

素敵なことだと思ったりするのです。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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