心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ミッチェル司法長官

2020年05月06日 | 人物

1972年 ウォーターゲート事件で疑惑の渦中にあった

アメリカのミッチェル司法長官の妻は、

夫に「仕事か私か」と迫ったそうです。

 

妻の夫への決断を促す問い掛けが夫の気持ちを動かしたのか

ミッチェルは司法長官を辞任して

世間にウォーターゲート事件の内情をぶちまけました。

 

1972年の大統領選挙の最中に

当時野党であったアメリカ民主党の本部に侵入して

盗聴器を仕掛けようとして逮捕された犯人が

ニクソン大統領の再選委員会の関係者であったことが

判明したことでアメリカ中が大騒ぎになりました。

 

この事件の舞台となった建物の名称が

「ウォーターゲート・ビル」であったことから

ウォーターゲート事件と名付けられました。

 

この頃まだ子供であった私ですら

ニクソン大統領が何かしでかしたということと、

「ウォーターゲート事件」と言う事件の名前位は、

自然と記憶しているのですから

日本でもかなり報道されていたのだろうと思います。

 

ミッチェル司法長官に決断を迫った妻の言葉ですが、

日本の一般家庭でも残業続きで毎日帰りが遅い夫に対して

堪忍袋の緒が切れた妻から

「あなたは仕事と家庭、どっちが大事なの!」

なんて迫られた話は良く聞いたので、

上の様な妻からの問い掛けは国際的に定番なのかもしれません。

 

この問いかけに対して単に仕事と答えのは論外ではありますが、

家庭とか妻だと答えると、今後の夫は会社での立場がどうであれ

それを証明する行動を取らなければならないので

夫にとっては厳しい問い掛けとなりそうです。

 

結婚の何年後に妻から提示されるであろう

避けては通れない定番の問い掛けは、

夫にとっては登竜門であって上手く答えられるかどうかで

その後の家庭の雰囲気が違ってくると思われるので、

 

夫は、新婚時代からこの質問に対して

考えに考えて捻り出した答えを準備をしておいた方が

良いのかも知れませんが最近はどうなんでしょうか。

 

最近は、会社は従業員に残業をさせないように

血眼になっているようなことを報道でよく耳にするので

上の様な国際的に定番の妻からの問い掛けは、

これから耳にすることは無くなっていくのかも知れませんし、

もうすでに一昔前の家庭の会話となっているのかも知れません。

 

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