心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

女性は強し

2019年10月31日 | 雑感・愚見

2013年 埼玉県草加市で女性の一人住まいと思い込んだ部屋に

深夜20歳の男が忍び込んだのですが、

その部屋には合宿中の女子大バスケット部員が7名滞在しており、

その女性7名に飛んで火にいる夏の虫てな感じで

ボコボコに取り押さえられた男性は警察に引き渡されました。

 

女性は弱し、されど母は強し。

何て言われていた時代もあったようですが、

最近の女性は母でなくとも、それはそれは……。

 

日頃から体を鍛えし運動部員の女性が7名もいたのですから、

男性一人では太刀打ちできませんし、

想定外の大勢の女性がいることを目にした瞬間に

「あっこれはあかん。駄目だ。」てな感じで

蛇に睨まれた蛙状態に陥ってしまって

もう好き放題にボコボコ状態だったのではないかと思ったりします。

 

犯人の男が何を目的に侵入したのか分かりませんが、

考えようによっては取り押さえられたことで、

さらなる罪を重ねずに済んだのですから

運が良かったとも言えるのではないでしょうか。

 

これきっかけで踏み越えてはいけないラインを踏み越えないように

強大なパワーの制動装置を身に備えて欲しいと思います。

 

しかしなあ、

そこは越えてはならんだろうと思われるラインを

踏み越えてしまう今回の男のような場合には、

その時は本心から後悔したり反省したりしたとしても

何かのきっかけで再びやっちゃう場合が多いんですよね。

 

強い欲求の方が勝ってしまって

本気で心のブレーキを作動させる気にならないんですよね。

 

このような原因は、生まれ育った環境で

養育者から叱られる経験が少なく、また構ってもらえない等で

ストレスへの耐性が成長していない可能性が考えられます。

 

また逆にどんなに良い結果を出そうが

「お前は駄目だ。」「それくらいで喜ぶな。満足するな。」のように

褒められるよりも圧倒的に否定され続けたと感じて育った場合にも

ストレスへの耐性が低くなると言われています。

 

常に欲求が充足されずに続いていることで

人の無意識は、必死に心の渇きを解消しようとするのですが、

本当に充足したい欲求を満たそうとするのではなく、

目の前の欲求対象になりふり構わず行動を取ってしまいます。

 

あるいは本当に充足したい欲求が何であるか

本人も気が付かないことがあります。

 

身近な所で言うとストレスを解消するために

直接の原因と向き合わずに食事によってストレスを軽減して

心の平安を回復しようとする行為もそうですし、

 

心が求めているものが母親からの愛情であった場合、

直接向き合わず、あるいは目を向けず、気が付かないふりをして

身近な女性に母親の代わりを求めたりするのですが、

どちらも代用であり、仮初であるので

自分の心が求めている欲求を充足し切れません。

 

もちろん程度の差があるので、

代用であっても十分におつりがくるほどの効果を得られることもありますが、

そうでない場合には、自分の欲求、気持ちが本当に求めているものを

明確にして、それと向き合い解決することが求められます。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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