大阪でボクシングのバンタム級タイトルマッチが行われ、
世界初挑戦の西田凌佑選手が王者のロドリゲス選手に
３－０の判定で勝利して世界王座を獲得！
現在、ボクシングのバンタム級の世界王者は、４人。
今回、西田凌佑選手がIBF王者を獲得したことで
WBA王者が井上拓真選手、WBC王者が中谷潤人選手となり、
主要４団体の４つの王者の内、３つの王者を
日本人選手が獲得したことになります。
明後日の５月６日に東京ドームで
後一つのWBOの王者のモロニ―選手に武居選手が挑戦するので
もし武居選手が獲得に成功すると
バンタム級の４つの世界タイトルを日本人が独占するという
日本ボクシング史上初の快挙となります。
しかし、今回の西田選手は見事でした。
西田選手が下したロドリゲス選手は、相当な実力者だったので
試合前の下馬評は、多くの識者が西田選手の不利予想で
そして、私もロドリゲスの勝利だと思っていたのですが、
あれよあれよと１度ダウンを取って判定までもつれ込み、
判定勝利！
ロドリゲス選手は、早いラウンドでボディーブローを効かされ
ダウンを取られましたが盛り返し、強いパンチのヒット数では
西田選手を上回っていたように感じていましたし、
試合結果を知らされずに試合後の両選手の顔の腫れ方だけを見たら
西田選手が負けたんだと思う人も少なくないはずです。
ですが現在のボクシングの判定方式では試合全体の流れからして
西田選手の判定勝利は妥当な判定結果だったのではないでしょうか。
今回、西田選手の打たれ強さが
判定勝利の要因の一つだったように思われますが、
ちょっと心配なのが顔の腫れ方が顎を骨折しているか、
顎の骨にひびが入っている時のような腫れ方をしているので
今後の選手生活に響かなければ良いなと思ったりします。
そして、明後日の井上尚弥VSネリ選手との一戦は、
何としても井上選手には因縁あるネリ選手には勝利して欲しいし、
そして、同日に行われる井上拓真選手の日本人との指名試合の防衛戦、
さらには、武居選手が勝利してバンタム級の王者を
日本人が独占するのか、ボクシングファンには堪らん日となります。
