シアトル・マリナーズのイチロー選手が
アスレチックスとの開幕2戦目の終了後に
現役引退を表明しました。
アダムとイブの時代まで遡れば、
私と親戚であろうイチロー選手の現役引退は、
寂しい限りです。
100年、200年後も、
プロ野球が存在する限り語り継がれるであろう
イチロー選手の現役の姿をリアルタイムで見れたことは
誠に幸運なことだと思っています。
プロ野球で打者が2000本打てば
名球会入りの資格を手にしますが、
イチロー選手は、日米通算4367本で
名球会二人分の安打数って、
球神が遣わした人間としか思えません。
それまでの名球会資格の2000本を
1000本も余計に安打した
張本勲選手の3085本の安打数記録を
超える人なんて現れないだろうって思っていたら、
その記録を単に塗り替えるだけではなく
さらに1000本も上積みする人が現れるんですから
200本安打を20年続けてやっとですから
あまりにも現実離れしているので、
みんな計算違いをしているのではと
電卓片手に何度か計算してしまいました。
私が印象深いのはWBCの決勝の勝ち越しタイムリーと
メジャーの1シーズンの最多安打記録を
達成した安打でしょうか。
マッカーサー元帥が、トルーマン大統領に解任され
議会において辞職の際に述べた有名な言葉、
Old soldiers never die, but fade away.
(老兵は死なず、ただ消え去るのみ。)
イチロー選手は、現役を退き
公式戦のグラウンドから姿を消しますが、
残した記録や記憶は、
その場所で永遠に輝き続けます。
イチロー選手、長い間ご苦労様でした。
そして、ありがとうございました。