心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

愚かなものパート2

2009年05月23日 | 雑感・愚見
古代アテナイの喜劇作家、風刺作家である
アリスト・ファネスが残した言葉で、

「未熟者は成長し、無知な者は学び、
酔いし者は、やがて酔いから醒める。
しかし、愚かな者は、
永遠に愚かなままである。」

という下りがあるそうです。
私は、この下りを聞いてドキッとなったのですが、
近所にいるおじさん、おばさんにに限らず、
大会社の社長さん、大学の教授、評論家。
誰しもの中に愚かな種が潜んでいると思います。

私と同じようにギクッとした人には安心してもらいたいのですが、
あなたの感じたその部分については、愚かな部分ではありません。
本当に愚かな部分は、自分では分からない。
分からないからこそ、愚かさが成り立ち、
ずっとそれが続きます。

だから、第三者に言ってもらうしかないと思うのですが、
これもまた、単なる見解の相違、価値観の相違などがあり、
人により喜びが違いますから、本当の愚かさであるかどうかについては
怪しいものとなります。

自分で自分の頭を殴り、その痛みから何とか抜け出したいと
本当に苦しんでいるような状態の場合は、そうなのでしょうが、
なかなか御目にかかることはできません。

愚かについて、じっくりと何日か考えての私なりの結論は、
愚かな人の定義は、私には難しすぎて出来ない。
結局は、そうなりました。
いやはや、これこそ愚かな行為?有意義な行為?

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