心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

災い転じて

2018年12月12日 | 雑感・愚見

2005年のアメリカ・フロリダ州で

64歳の女性が、パブで酔った客に

ビール瓶で頭を殴打されたうえに

頭を蹴られ意識を失い病院に搬送された。

 

病院の検査で深刻なダメージを負っていないことが

判明したが、それとは別に腫瘍が発見されて

緊急手術を受けて命拾いしたそうです。

 

何が災いとなり、何が幸となるのか、

こんな経験をしたことが無いのであれなんですが、

この女性、事件に巻き込まれてなかったら

近い将来に命を落としていたかもしれませんから

どんな心境になるのでしょうか。

 

感謝は神にして、ロクでもない奴を許さない感じかな。

これは、私達の言うスプリットの技法ですね。

 

もう一つは、

諦めたら終わりと申しますが、

諦めても終わりじゃなかったという話。

 

2007年のアメリカのオハイオ州で

自発呼吸を停止して11日経過した妻の生命維持装置を

夫が苦渋の決断で外したのですが、

なんと、その直後に意識が回復して、

3か月後には普通の生活が出来るまでに回復したそうです。


まさに奇跡、滅多に起きないことが起きた。

夫、妻とも無かったはずの追加された人生を

大切にして思う存分楽しんでもらいたいですね。


引退された棋士の加藤一二三が、

全盛期に一手指すのに7時間考えたことがあるのは

有名ですが、そのような状態を悩んでいるとは言わず、

長考していると言うように、

外側から見ると同じ停滞のように見えますが、

悩みの状態と解決策を探って思考している状態とは

同じようで全く質が違っています。

 

改善点を見つけ、自分の作品や製品、

自分を高めるために否定的な目を持つことと、

自分の人間性を否定するのとは全く違います。


悩みの状態にある時、大抵は自己否定の気持ちが

そこにセットになっていることが殆どです。

 

そのような自己否定は、自らが行っていることなので、

幸なことに自分が「やめた。」と決断したら

その瞬間に終わらすことが出来ます。

 

突然に訪れるかもしれない人生の終わりに、

自己否定していたでは、あまりにも勿体ないと思うのです。


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