
初対面の相手が持つ自分に対するイメージは、
あってからほんの数秒の間に決定され、
その相手が一度持ったイメージを変えることは簡単ではないと言われ、
このような現象を「初頭効果」と言うそうです。
その逆が
物事の最後に起きたことが記憶に残りやすいというもので
この現象は、「親近効果」と言うそうです。
となると、
「どっちやねん。」とツッコミたくなりますが、
まあ、物事の最初と最後は重要だとしておけば良いのかと。
あえて使い分けを書いてみると
相手が自分にあまり関心がなさそうであったり
自分が売り込む商品に興味がなさそうな場合には
最初にインパクトを与えなければ話しさえ聞いてもらえませんので
「初頭効果」戦法で、
その逆の場合には、
最後に強烈なインパクトを持ってくる「親近効果」で良いかなと思います。
ルミナリエで神戸三宮に出かけたばかりなのですが、
またまた三宮に行って用事を済ませ
丁度昼食時だったので本当に久しぶりのココイチへ、
久しぶりと言っても、驚くことなかれ生涯2度目のココイチで、
何年も前に食べた時には、
味はもう一つの印象ではだったのですが
回転寿司の気分でもないし、定食の気分でもないしで
まあココイチでも良いかで選択。
1口目から3口目あたりは、
「この程度の味ならスパーのカレールーで出せるよな。」
4口目から7口目あたりで
「う~ん。悪くないかもな。」
8口目から最後までが
「いや、これって有りだなあ。」
と、いとも簡単に初頭効果が覆ったのは何だったんだろう。
そう言えば、名前を出すことはどうかと思うのですが
あの全国規模のラーメン屋「天下一品」を東京で一度食べて
「何だこのスープはと、こんなのラーメンじゃない。」と
私の外食史の中でもなかでもビックリするような低評価。
そんな話を仲間内でしていたら、
天下一品のラーメンにハマっていると言う一人が、
「あれね。俺も一回目は同じような感想だったけど、
3回目を食べた時に癖になってしまった。
あのラーメンは、3回目から真の姿を見せる。」
何て言っていたことを思い出したのですが、
私のココイチの体験とそいつの話しからすると
食べ物系は、初頭効果が簡単に覆りやすいのかもしれませんねえ。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計