熊本で発生した大地震は、最初の大地震は「前余震」だったようで、その後も同震度の地震が続いている。
そのため「本震」は、まだあるのでは?という。
被災地では、まだまだ眠れぬ夜を過ごされる被災者の方々、昼夜を問わない懸命な捜索活動が進められている。
そして、テレビや新聞、ネットでは「義援金」の呼びかけが始まっている。
この「義援金呼びかけ」を、見ながらフッと思ったのが、今日のタイトルだ。
実は、NTTから「今月で消滅するポイントがあります」というメールが着信している。
ご丁寧に、消滅するポイント数や交換できる商品の、案内が添付されている。
この交換対象商品を見ながら、「あまりほしいモノがないな~」と思いながら、困っている。
「困っている」というとおかしな感じなのだが、このようにある程度交換される商品が決まっていると、自分が欲しい商品がないと「ポイントが消滅してもいいや!」という気になっている。
NTT西日本の場合、電話料の支払いに使えるわけではないので、「何かの商品と交換するか、消滅させるか」の2つの選択しかない。
ポイントを使う・使わないは、あくまでもポイントを有しているお客様の意思なのだが、普段から「ポイント」を気にしていない利用者にとって、「ポイントは使っても、使わなくても・・・」という程度の意識しかないのでは?と、思っている。
まして、使える方法が決まっていて、提供されるモノ・コトに興味がないと、ポイントそのものに興味を持たなくなってしまうと思う。
その一方、ショッピングポイントそのものは、統合と拡大の一途をたどっている。
イオンでの買い物だけだと思っていた「WAONポイント」などは、イオン系列以外の企業でも対象になる。
ソフトバンクなどの「Tポイント」も、様々な小売りを中心に取り扱いを始めているし、「楽天ポイント」はコンビニのサークルKサンクスなどでも使えるようになっている。
多くの方のお財布の中には、どれかのポイントカードが、入っているのではないだろうか?
それらのポイントを期限内に上手に使っていらっしゃる方は、案外少ないのでは?
私のように、「ポイント」そのものに興味が薄いと、「いつの間にか、期限切れ・・・残念」という方もいらっしゃると思う。
であれば、今回の熊本大地震のような自然災害などが起きた時の、義援金として使えるようになると「ポイント保有者」側としても、義援金や寄付へのハードルがグンと下がるような気がする。
「ポイントに興味がない人」にとっては、願ってもない「ポイントの利用法」だと思うのだ。
できれば、義援金の送り先も指定できると、もっと使い勝手が良いと思う。
そんなことを考えるトコロは、無いのだろうか?