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女性マーケターから見た日々の出来事

浴室は気持ち良いだけではなく、危険も多い

2024-12-08 19:24:32 | アラカルト

先日、中山美穂さんの訃報が報じられた時、とてもビックリした。
まだまだ50代とお若く、美しい女性の突然の訃報だったからだ。
しかも亡くなられた場所が、自宅浴室ということで、私の周囲では「ヒートショックだったのかな?」という話で、もちきりとなった。

ご存じの通り「ヒートショック」は、浴室と脱衣所や浴室に通じる廊下などとの温度差があることで、起きる事故だ。
寒い脱衣所や廊下から、あたたかな浴室に入ることでそれまで縮こまっていた血管が、急激に広がる為血圧が急上昇し、循環器に影響を及ぼす、という症例だ。

しかし、このような浴室と他の屋内との温度差による「ヒートショック」だけではない、ということをXのポストで知った。
その方は、中山さんが亡くなる前に「ヒートショック」により浴室で倒れられた状況を詳しく書かれていた。、
要因となったのは「長風呂」だ。
ポストされた方の承諾を得ていないので、詳細を拙ブログで書くことはできないが、ヒートショックで倒れた時は、助けを求める声すら出ない状況だったという。

このポストを読んだとき、「長風呂でヒートショックが起きるのか?」と驚いたのだが、もしかしたらヒートショックが切っ掛けで、循環器に影響を及ぼし、例えば心筋梗塞などを起こしてしまったのでは?と、考えたりした。

もう一つ考えたのが「溺死」だ。
実は、私も時々やってしまうのだが、お風呂に入っている間に気持ちよくなり眠ってしまう、ということがある。
ほとんどの場合は、口や鼻にお湯が入ることで自分が眠っていた事に気づくのだが(私の場合は、このパターン)、中には気づかず眠ったままお湯を飲みこみ溺死してしまう、という。
そして冬の入浴事故は、交通事故の2倍らしい。
交通事故は、いろいろなところで「交通安全」という言葉とともに注意喚起が常にされているが、入浴時の事故の注意喚起が十分ではないと感じるのは、季節的なものということもあるだろうし、事故対象者が高齢者が多いという限定的なイメージがあるからだろう。

今回の中山さんの事故は、高齢者でなくてもこのような事故は起きる、ということだろう。
因みに、政府広報に「冬の入浴事故」についてのコンテンツがあったので、紹介をしておくのでお時間のある方は、ご覧いただきたい。
政府広告:交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意! (コンテンツ内に動画あり)





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