隠したナッツが見付からなくて
「この風味が何とも言えなく合いますね」「やむをえなくやりました」「ずっと水を飲まないでも平気です」「著者の許可を得ないでも可能で」、どうですか? おかしいと感じますか? 違和感のある「~ずに・・・」の背景に、このような若い人たちの子どもっぽい話し方があるのではないでしょうか。正しくは、「この風味が何とも言えず合いますね」「やむをえずやりました」「ずっと水を飲まなくても平気です」「著者の許可を得なくても可能で」ですね。
変な「~ずに・・・」という言い方、「完走できずに泣いてしまいました」、正しくは「完走できず、泣いてしまいました」ですが、日常の話し言葉では「完走できなくて泣いてしまいました」となります。きちんと話せる大人は、ふだんでも決して「完走できないで泣いてしまいました」とは言いません。逆に、正しい「~ずに・・・」は、「読まずに捨てた」なら「読まないで捨てた」、「ゴミを分別せずに捨てた」なら「ゴミを分別しないで捨てた」と言います。
「探したけれど見付からずにがっかりした」は間違いで、正しくは「探したけれど見付からず、がっかりした」です。これは、日常の話し言葉では「探したんだけど見付からなくてがっかりした」となるわけで、「見付からないでがっかりした」とは言いません。「お役に立てずに申し訳ない」は間違いで、正しくは「お役に立てず、申し訳ない」です。話し言葉では「お役に立てなくて申し訳ない」となるわけで、「お役に立てないで申し訳ない」とは言いません。
どうですか? タイトルの例文と、冒頭に並べた四つの例文は、この辺がごちゃごちゃになっているような感じだと思いませんか? ベースに「完走できないで泣いてしまいました」という子どもっぽい言い方があって、これが「完走できずに泣いてしまいました」につながっているような気がしませんか? 大人なら、「完走できなくて泣いてしまいました」もしくは「完走できず、泣いてしまいました」、あるいは、「完走できずに終わってしまい、悔しくて泣いてしまいました」と言いましょう。
「この風味が何とも言えなく合いますね」「やむをえなくやりました」「ずっと水を飲まないでも平気です」「著者の許可を得ないでも可能で」、どうですか? おかしいと感じますか? 違和感のある「~ずに・・・」の背景に、このような若い人たちの子どもっぽい話し方があるのではないでしょうか。正しくは、「この風味が何とも言えず合いますね」「やむをえずやりました」「ずっと水を飲まなくても平気です」「著者の許可を得なくても可能で」ですね。
変な「~ずに・・・」という言い方、「完走できずに泣いてしまいました」、正しくは「完走できず、泣いてしまいました」ですが、日常の話し言葉では「完走できなくて泣いてしまいました」となります。きちんと話せる大人は、ふだんでも決して「完走できないで泣いてしまいました」とは言いません。逆に、正しい「~ずに・・・」は、「読まずに捨てた」なら「読まないで捨てた」、「ゴミを分別せずに捨てた」なら「ゴミを分別しないで捨てた」と言います。
「探したけれど見付からずにがっかりした」は間違いで、正しくは「探したけれど見付からず、がっかりした」です。これは、日常の話し言葉では「探したんだけど見付からなくてがっかりした」となるわけで、「見付からないでがっかりした」とは言いません。「お役に立てずに申し訳ない」は間違いで、正しくは「お役に立てず、申し訳ない」です。話し言葉では「お役に立てなくて申し訳ない」となるわけで、「お役に立てないで申し訳ない」とは言いません。
どうですか? タイトルの例文と、冒頭に並べた四つの例文は、この辺がごちゃごちゃになっているような感じだと思いませんか? ベースに「完走できないで泣いてしまいました」という子どもっぽい言い方があって、これが「完走できずに泣いてしまいました」につながっているような気がしませんか? 大人なら、「完走できなくて泣いてしまいました」もしくは「完走できず、泣いてしまいました」、あるいは、「完走できずに終わってしまい、悔しくて泣いてしまいました」と言いましょう。