“球体関節人形”という耳慣れない言葉を聞いて何を思い出されるでしょうか?
例えばボークスのスーパードルフィー、ハンス・ベルメールのシュールレアリスム、澁澤龍彦...とかを思い浮かべる人があるかもしれませんね。
随分昔から気になっている人ではあったのですが、やっと四谷シモンのSIMON DOLL展へ行くことが出来ました。
横浜のそごう美術館の時は都合がつかず、四国の坂出まで行くのもある意味遠い。西宮なら高速で大した距離じゃないですもんね。
上は美術館のロビーに設置されたDOLLと作業風景を展示した場所。
ここだけ唯一、撮影OKになっていましたのでパチリして後の画像はポスト・カードからおこしています。
四谷シモンは状況劇場の役者としても有名な方なんですが、当方は唐十郎の状況劇場や寺山修二の天井桟敷などがアングラで盛り上がってた時代ってのは体験してない世代なので書物や映画の中の世界です。
ただ、四谷シモンに関しては役者としてではなく、人形作家としての興味から作品を書籍やネットなどで見ていました。
有名でインパクトの強い作品は、人によるとは思いますが“機会仕掛の少女1”や“解剖学の少年”などでしょうか。
今回は各時代の作品が50点近く展示されていましたので、その時代ごとの作品の変性が分かりやすくなっていて、知らない作品を多く見ることができました。
展示の中には澁澤龍彦の生原稿などもありました。とても読みやすい字体です。
澁澤小説って読もうとしたけどのめり込めなかった記憶がありますが、同じような経験をされた方も多いかもしれませんね。
下は本人(シモン)をモデルにした人形ということです。
下の“少女の人形”や“ベルベットの少年”などは静かなイメージの作品ですが、中には宗教的な重い時代の作品もありました。
さて、この西宮市大谷記念美術館には立派な庭があります。
庭を散策していた時に見つけた花をパチリ!
“シコンノボタン”という花名で“(四谷)シモン”に“シコン(紫紺)の牡丹”やなぁ~などど、しょうもない事考えていい気分にひたっておりましたが...。
この花は“紫紺の牡丹”ではなく“紫紺ノボタン”というノボタン科の花でブラジルから持ち込まれた一日花なんだそうですね。
例えばボークスのスーパードルフィー、ハンス・ベルメールのシュールレアリスム、澁澤龍彦...とかを思い浮かべる人があるかもしれませんね。
随分昔から気になっている人ではあったのですが、やっと四谷シモンのSIMON DOLL展へ行くことが出来ました。
横浜のそごう美術館の時は都合がつかず、四国の坂出まで行くのもある意味遠い。西宮なら高速で大した距離じゃないですもんね。
上は美術館のロビーに設置されたDOLLと作業風景を展示した場所。
ここだけ唯一、撮影OKになっていましたのでパチリして後の画像はポスト・カードからおこしています。
四谷シモンは状況劇場の役者としても有名な方なんですが、当方は唐十郎の状況劇場や寺山修二の天井桟敷などがアングラで盛り上がってた時代ってのは体験してない世代なので書物や映画の中の世界です。
ただ、四谷シモンに関しては役者としてではなく、人形作家としての興味から作品を書籍やネットなどで見ていました。
有名でインパクトの強い作品は、人によるとは思いますが“機会仕掛の少女1”や“解剖学の少年”などでしょうか。
今回は各時代の作品が50点近く展示されていましたので、その時代ごとの作品の変性が分かりやすくなっていて、知らない作品を多く見ることができました。
展示の中には澁澤龍彦の生原稿などもありました。とても読みやすい字体です。
澁澤小説って読もうとしたけどのめり込めなかった記憶がありますが、同じような経験をされた方も多いかもしれませんね。
下は本人(シモン)をモデルにした人形ということです。
下の“少女の人形”や“ベルベットの少年”などは静かなイメージの作品ですが、中には宗教的な重い時代の作品もありました。
さて、この西宮市大谷記念美術館には立派な庭があります。
庭を散策していた時に見つけた花をパチリ!
“シコンノボタン”という花名で“(四谷)シモン”に“シコン(紫紺)の牡丹”やなぁ~などど、しょうもない事考えていい気分にひたっておりましたが...。
この花は“紫紺の牡丹”ではなく“紫紺ノボタン”というノボタン科の花でブラジルから持ち込まれた一日花なんだそうですね。