「蛇谷ヶ峰」という山名からは蛇がわんさかいる谷のような印象を受けますが、そういう訳ではないようである。
高島側に蛇谷口という蛇のような形の集落(谷)があり、そのことから「蛇谷ヶ峰」と呼ばれるようになったと推察されているという。
朽木側では「小椋栖山(おぐらすやま)」と呼ばれていたそうで、こちらは木地氏と関係があったのかもしれない。
「蛇谷ヶ峰」という山名の影響からか、近年になって山頂から見える平野に大蛇の頭が見えるようになったといいますので、その大蛇の頭探しも目的のひとつにして登りました。
ルートはくつき温泉てんくう(グリーンパーク想い出の森)からのピストンですが、比良山系はヤマビルが出るというので気休めに“ヒルさがりのジョニー”を靴に吹き付ける。
グリーンパーク想い出の森のバンガローエリアを抜けて登山道を目指すものの、明け方まで雨が降っていてベチャベチャの地面に心が折れそうになります。
バンガローエリアではちょうど朝ご飯の支度や朝のコーヒータイムでリラックスタイムを過ごしておられる方々を横目に、霧で視界が悪く“熊出没注意”の看板のある道へ入ります。
途中から倒木がやたらと多く、荒れた道を進み、これはおかしいなと地図を確認して、道を間違っていたことに気付きます。
倒木の上には人が乗り越える時に足場にした所の皮がめくれていて、人が歩いているのは確かなので正しい道なんだろうと思い込んでしまったようです。
道を戻って登山口を見つけましたが、大きな貯水タンクのような施設が右にありそちらに気を取られて、左にあった登山口を見落としたようです。
やっと登山道らしい道を歩けると、気持ちを切り替えて樹林帯の間にある道を進みます。
ゆるい傾斜の道を歩いていくと、水の流れる音が聞こえてきて、沢の近くを歩いているのに気付く。
沢沿いとかはヤマビル要注意じゃなかったっけ?と思ったけど、気温が低くこの日一度も姿を見かけることはありませんでした。シーズンオフかな?
蛇谷ヶ峰を登っていて沢を渡渉するのはここだけでしたが、単調な道が続いていたので変化があっていい感じです。
雨の少ない時期で水量は少なかったのですが、季節によっては水量の多い時もありそうです。
渡渉を過ぎると木段登りが始まります。
登ったルートは、最初は樹林帯を歩き→沢を渡渉→木段を登り→細い九十九折を登り→長く急な木段を延々と登る、というコースでした。
木段も九十九折も傾斜がそこそこあり、道は雨でぬかるんでいる上に、濡れた落ち葉が層になっている場所が多い。
こういう道は登りよりも下りで滑りやすいやつで、案の定下山時にズルッと滑ってこけてしまいましたよ。
蛇谷ヶ峰は登山道に眺望の良く景色が抜けている場所がないのですが、振り返えると下界には雲海が広がっているのが樹木の間から見える。
登るにつれ段々と雲海は薄くなっていき、下界が見降ろせるであろう山頂までの足取りを速める。
しかし、山頂まではあと一時間くらいかかりそうなので、雲海は消えているかもしれない。
少し見通しがきくところから雲海を見るが、最初に雲海に気付いた時よりも雲は薄くなっている。
とはいえ、もし山頂で雲海を見れたとすれば、日の出前に登山を始めていないといけない計算になりますのでさすがにそれはちょっと無理ですね。
866mの分岐から山頂までは0.2Kmの看板が出てきました。
初めて蛇谷ヶ峰に登った感想としては、山頂までの登山道では途中で景色を見渡せる場所はない。
登山道・九十九折・木段をひたすら登れ。景色が見たかったら山頂まで来い!
そのかわり素晴らしい景色を見せてやるぞ!...と蛇谷ヶ峰が言っているようです。
山頂までの最後の急登です。
しんどいけど楽しい。終わりにしないでもっと続いて欲しいと思ってしまう。
到着した山頂は広く芝生が生えた広場となっており、山頂に芝生があるのは以前にハングライダー用に木を切って芝生を植えた名残りだといいます。
広い芝生の山頂は、シーズンや時間帯によってはここのあちこちでランチや休憩をされる人があふれそうな場所です。
山頂表示は文字が消えかけているか、看板が割れてしまっているものばかり。
でもまぁ何とか山頂902mに到達しました。
高低差は693mですが、木段が多かったので時間の割に高さが稼げましたね。
山頂からの雲海は諦めていましたが、予想通り間に合わず、やはり霧散していました。
奥に連なる山々は福井県方面?京都府方面?
さて、蛇谷ヶ峰の大蛇の頭を探してみましょう。
琵琶湖側の平野部の一角に蛇の頭のような形で田圃があり、目の部分(天満宮)が確認出来ます。
最初からこの形だったのではなく、蛇谷ヶ峰の山名にちなんで蛇の頭に見えるように耕地整備されたのかもしれません。
蛇の頭を中心にした風景です。
写真左側の琵琶湖には竹生島の姿が確認でき、写真右側の高い山は?。
晴れていたら伊吹山も見えたかもしれませんが、この分厚く空を覆う雲では見ることは叶いませんでした。
比良山地は、奥比良・北比良・南比良・リトル比良に大きく分けられ大小20以上のピークが連なっているといいます。
今回登った蛇谷ヶ峰は比良山系の最も北にある山になりますが、日本二百名山の「武奈ヶ岳」や日本三百名山の「蓬萊山」の2座はいつか登ってみたい山です。
高島側に蛇谷口という蛇のような形の集落(谷)があり、そのことから「蛇谷ヶ峰」と呼ばれるようになったと推察されているという。
朽木側では「小椋栖山(おぐらすやま)」と呼ばれていたそうで、こちらは木地氏と関係があったのかもしれない。
「蛇谷ヶ峰」という山名の影響からか、近年になって山頂から見える平野に大蛇の頭が見えるようになったといいますので、その大蛇の頭探しも目的のひとつにして登りました。
ルートはくつき温泉てんくう(グリーンパーク想い出の森)からのピストンですが、比良山系はヤマビルが出るというので気休めに“ヒルさがりのジョニー”を靴に吹き付ける。
グリーンパーク想い出の森のバンガローエリアを抜けて登山道を目指すものの、明け方まで雨が降っていてベチャベチャの地面に心が折れそうになります。
バンガローエリアではちょうど朝ご飯の支度や朝のコーヒータイムでリラックスタイムを過ごしておられる方々を横目に、霧で視界が悪く“熊出没注意”の看板のある道へ入ります。
途中から倒木がやたらと多く、荒れた道を進み、これはおかしいなと地図を確認して、道を間違っていたことに気付きます。
倒木の上には人が乗り越える時に足場にした所の皮がめくれていて、人が歩いているのは確かなので正しい道なんだろうと思い込んでしまったようです。
道を戻って登山口を見つけましたが、大きな貯水タンクのような施設が右にありそちらに気を取られて、左にあった登山口を見落としたようです。
やっと登山道らしい道を歩けると、気持ちを切り替えて樹林帯の間にある道を進みます。
ゆるい傾斜の道を歩いていくと、水の流れる音が聞こえてきて、沢の近くを歩いているのに気付く。
沢沿いとかはヤマビル要注意じゃなかったっけ?と思ったけど、気温が低くこの日一度も姿を見かけることはありませんでした。シーズンオフかな?
蛇谷ヶ峰を登っていて沢を渡渉するのはここだけでしたが、単調な道が続いていたので変化があっていい感じです。
雨の少ない時期で水量は少なかったのですが、季節によっては水量の多い時もありそうです。
渡渉を過ぎると木段登りが始まります。
登ったルートは、最初は樹林帯を歩き→沢を渡渉→木段を登り→細い九十九折を登り→長く急な木段を延々と登る、というコースでした。
木段も九十九折も傾斜がそこそこあり、道は雨でぬかるんでいる上に、濡れた落ち葉が層になっている場所が多い。
こういう道は登りよりも下りで滑りやすいやつで、案の定下山時にズルッと滑ってこけてしまいましたよ。
蛇谷ヶ峰は登山道に眺望の良く景色が抜けている場所がないのですが、振り返えると下界には雲海が広がっているのが樹木の間から見える。
登るにつれ段々と雲海は薄くなっていき、下界が見降ろせるであろう山頂までの足取りを速める。
しかし、山頂まではあと一時間くらいかかりそうなので、雲海は消えているかもしれない。
少し見通しがきくところから雲海を見るが、最初に雲海に気付いた時よりも雲は薄くなっている。
とはいえ、もし山頂で雲海を見れたとすれば、日の出前に登山を始めていないといけない計算になりますのでさすがにそれはちょっと無理ですね。
866mの分岐から山頂までは0.2Kmの看板が出てきました。
初めて蛇谷ヶ峰に登った感想としては、山頂までの登山道では途中で景色を見渡せる場所はない。
登山道・九十九折・木段をひたすら登れ。景色が見たかったら山頂まで来い!
そのかわり素晴らしい景色を見せてやるぞ!...と蛇谷ヶ峰が言っているようです。
山頂までの最後の急登です。
しんどいけど楽しい。終わりにしないでもっと続いて欲しいと思ってしまう。
到着した山頂は広く芝生が生えた広場となっており、山頂に芝生があるのは以前にハングライダー用に木を切って芝生を植えた名残りだといいます。
広い芝生の山頂は、シーズンや時間帯によってはここのあちこちでランチや休憩をされる人があふれそうな場所です。
山頂表示は文字が消えかけているか、看板が割れてしまっているものばかり。
でもまぁ何とか山頂902mに到達しました。
高低差は693mですが、木段が多かったので時間の割に高さが稼げましたね。
山頂からの雲海は諦めていましたが、予想通り間に合わず、やはり霧散していました。
奥に連なる山々は福井県方面?京都府方面?
さて、蛇谷ヶ峰の大蛇の頭を探してみましょう。
琵琶湖側の平野部の一角に蛇の頭のような形で田圃があり、目の部分(天満宮)が確認出来ます。
最初からこの形だったのではなく、蛇谷ヶ峰の山名にちなんで蛇の頭に見えるように耕地整備されたのかもしれません。
蛇の頭を中心にした風景です。
写真左側の琵琶湖には竹生島の姿が確認でき、写真右側の高い山は?。
晴れていたら伊吹山も見えたかもしれませんが、この分厚く空を覆う雲では見ることは叶いませんでした。
比良山地は、奥比良・北比良・南比良・リトル比良に大きく分けられ大小20以上のピークが連なっているといいます。
今回登った蛇谷ヶ峰は比良山系の最も北にある山になりますが、日本二百名山の「武奈ヶ岳」や日本三百名山の「蓬萊山」の2座はいつか登ってみたい山です。
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