紅葉のシーズンも終盤に差しかかり、急に思い立って「太郎坊宮(阿賀神社)」の紅葉を見ようと車を走らせました。
道中は曇り空でしたので心配しながらの走行だったものの、到着とほぼ同時に空は晴れに変わり、天気予報も当たるもんだと関心する。
車を停めて歩き出すと紅葉で色づいてカラフルになった赤神山に見惚れることになる。
太郎坊宮に向かって歩いている人は、顔を上にあげて柔らかい表情をされている方が多いので、美しく染まった山を見て心が和んでおられるのだと思う。
下から眺めると雑木が多いのか黄土色の雑木紅葉が多く見られるが、山の中に入ると紅く染まったモミジが多い。
色の染まり具合も見事ですが、赤神山の南峰の剥き出しの岩や参集殿がアクセントになって見映えがします。
よく観光写真に使われているアングル(紅いモミジと黄色い銀杏の後方に赤神山が見える)がどこか探してみたものの一致する場所は見当たらない。
角度的に合っていると思われる場所に銀杏はあったがモミジがないので、おそらくかつてはあったが折れたか枯れたかで無くなったものと思われます。
太郎坊宮や赤神山には参拝や山登りで何度も訪れていますが、紅葉の季節は初めてでこんな綺麗だったのかと驚く。
今までここを知らなかったのは損したなと思うくらいの見事な紅葉です。
太郎坊宮へはまずは赤神山 成願寺への石段を登ります。
石段は742段あるといい、一番上の阿賀神社(太郎坊宮)は勝運の神様をお祀りしていますので、勝運に恵まれたかったら石段を登りきれということになります。
参集殿のある所まで登ってくると今が見頃の紅葉が出迎えてくれます。
色彩豊かに鮮やかに色づいた紅葉は一瞬のキラメキの後、静かに散っていき、ある意味で桜の開花と散り際にも似た感性を感じます。
それだけ自然や季節の微妙な変化を日本人は愛しているということなのでしょう。
石段を上から振り返ってみると、紅葉が覆いかぶさる石段の下に団子屋さんがみえます。
初詣の時期にもこの「ふる里」の「太郎坊だんご」のお店が出ていますが、紅葉の時期にも出店されているようで団子はよく売れていましたよ。
石段を更に登ると「龍神舎」という御神水の井戸があります。
この井戸の横から縦走登山が出来るのですが今回は見送って紅葉を楽しみます。
「阿賀神社」の本殿の前にある夫婦岩は、神の霊力によって切り開かれたといい、高さ数十mの2枚の巨岩があります。
夫婦岩の間の道は、善良な者が通れば願いが叶い、邪悪な者が通れば岩に挟まれるという伝説がある。
幅80cm長さ12mほどの間道を通ったが、幸いにして挟まれることはなく当方が善良な人間であることが証明されました。
と冗談はさておき、いろんな場所で岩の間をすり抜けたりしているので幅80cmもあれば結構余裕があるように感じました。
通り抜けた後、振り返って夫婦岩を見る。
滋賀県の湖東地方から湖南地方にかけては巨石が多く、また磐座として祀られている場所も多いので巨石の宝庫と呼べるかと思います。
本殿に参拝して見晴台に出ると、紅葉した黄色い葉と赤い実を付けたタマミズキと湖東平野が見降ろせます。
タマミズキは初詣の季節だと赤い実だけが残っていますが、今の季節だと黄色く紅葉した葉が残っていて、これは初めて見る光景でした。
裏参道から下りてくると咲いている花がありましたが、モチツツジの狂い咲きのように見えます。
花の少ない季節ですから、美しく咲いている花を見ると穏やかな心持ちになれます。
というところで、“花(紅葉)より団子”とはいいませんが、紅葉を充分に堪能したのでお腹が減ってきました。
団子は「みたらし団子」「黒蜜きな粉団子」「抹茶団子」がありましたので、普通のみたらしと抹茶を注文。
もちろん一人で6本食べるわけではありませんが、食べ比べると抹茶団子の方が好きかなという感想です。
初詣の時に並んで食べる場所が空かないので持ち帰ることがありますが、今のシーズンは空いている場所があるので暖かいまま食べれます。
駐車場まで戻って山を振り返る。
何度も登った山だが、右から太郎坊山~箕作山~小脇山~十三仏が連なり、4山の縦走が出来ます。
縦走路は変化が多くて楽しめるで縦走路ですが、十三仏から太郎坊宮前まで戻って来るロード歩きが結構長い。
この日もそのルートを歩いているらしい二人組を見掛けましたが、天気に恵まれて楽しそうにおしゃべりしながら歩いておられましたよ。
道中は曇り空でしたので心配しながらの走行だったものの、到着とほぼ同時に空は晴れに変わり、天気予報も当たるもんだと関心する。
車を停めて歩き出すと紅葉で色づいてカラフルになった赤神山に見惚れることになる。
太郎坊宮に向かって歩いている人は、顔を上にあげて柔らかい表情をされている方が多いので、美しく染まった山を見て心が和んでおられるのだと思う。
下から眺めると雑木が多いのか黄土色の雑木紅葉が多く見られるが、山の中に入ると紅く染まったモミジが多い。
色の染まり具合も見事ですが、赤神山の南峰の剥き出しの岩や参集殿がアクセントになって見映えがします。
よく観光写真に使われているアングル(紅いモミジと黄色い銀杏の後方に赤神山が見える)がどこか探してみたものの一致する場所は見当たらない。
角度的に合っていると思われる場所に銀杏はあったがモミジがないので、おそらくかつてはあったが折れたか枯れたかで無くなったものと思われます。
太郎坊宮や赤神山には参拝や山登りで何度も訪れていますが、紅葉の季節は初めてでこんな綺麗だったのかと驚く。
今までここを知らなかったのは損したなと思うくらいの見事な紅葉です。
太郎坊宮へはまずは赤神山 成願寺への石段を登ります。
石段は742段あるといい、一番上の阿賀神社(太郎坊宮)は勝運の神様をお祀りしていますので、勝運に恵まれたかったら石段を登りきれということになります。
参集殿のある所まで登ってくると今が見頃の紅葉が出迎えてくれます。
色彩豊かに鮮やかに色づいた紅葉は一瞬のキラメキの後、静かに散っていき、ある意味で桜の開花と散り際にも似た感性を感じます。
それだけ自然や季節の微妙な変化を日本人は愛しているということなのでしょう。
石段を上から振り返ってみると、紅葉が覆いかぶさる石段の下に団子屋さんがみえます。
初詣の時期にもこの「ふる里」の「太郎坊だんご」のお店が出ていますが、紅葉の時期にも出店されているようで団子はよく売れていましたよ。
石段を更に登ると「龍神舎」という御神水の井戸があります。
この井戸の横から縦走登山が出来るのですが今回は見送って紅葉を楽しみます。
「阿賀神社」の本殿の前にある夫婦岩は、神の霊力によって切り開かれたといい、高さ数十mの2枚の巨岩があります。
夫婦岩の間の道は、善良な者が通れば願いが叶い、邪悪な者が通れば岩に挟まれるという伝説がある。
幅80cm長さ12mほどの間道を通ったが、幸いにして挟まれることはなく当方が善良な人間であることが証明されました。
と冗談はさておき、いろんな場所で岩の間をすり抜けたりしているので幅80cmもあれば結構余裕があるように感じました。
通り抜けた後、振り返って夫婦岩を見る。
滋賀県の湖東地方から湖南地方にかけては巨石が多く、また磐座として祀られている場所も多いので巨石の宝庫と呼べるかと思います。
本殿に参拝して見晴台に出ると、紅葉した黄色い葉と赤い実を付けたタマミズキと湖東平野が見降ろせます。
タマミズキは初詣の季節だと赤い実だけが残っていますが、今の季節だと黄色く紅葉した葉が残っていて、これは初めて見る光景でした。
裏参道から下りてくると咲いている花がありましたが、モチツツジの狂い咲きのように見えます。
花の少ない季節ですから、美しく咲いている花を見ると穏やかな心持ちになれます。
というところで、“花(紅葉)より団子”とはいいませんが、紅葉を充分に堪能したのでお腹が減ってきました。
団子は「みたらし団子」「黒蜜きな粉団子」「抹茶団子」がありましたので、普通のみたらしと抹茶を注文。
もちろん一人で6本食べるわけではありませんが、食べ比べると抹茶団子の方が好きかなという感想です。
初詣の時に並んで食べる場所が空かないので持ち帰ることがありますが、今のシーズンは空いている場所があるので暖かいまま食べれます。
駐車場まで戻って山を振り返る。
何度も登った山だが、右から太郎坊山~箕作山~小脇山~十三仏が連なり、4山の縦走が出来ます。
縦走路は変化が多くて楽しめるで縦走路ですが、十三仏から太郎坊宮前まで戻って来るロード歩きが結構長い。
この日もそのルートを歩いているらしい二人組を見掛けましたが、天気に恵まれて楽しそうにおしゃべりしながら歩いておられましたよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます